ブルーオリジン、再利用型ロケットの打ち上げ成功 月面着陸センサーのテストも
sorae.jp / 2020年10月14日 17時1分
米民間宇宙企業ブルーオリジンは、日本時間10月13日夜、再利用型ロケット「ニューシェパード」のサブオービタル飛行試験「NS-13」を実施しました。ニューシェパードは、テキサスにある射場から打ち上げられ、高度105Kmに到達。約7分後にブースターは地上へ着陸しました。3分後にはカプセル部分もパラシュートを使い着陸し、打ち上げに成功しています。今回のミッションは、同一機体による連続7回目の再使用飛行となりました。
このミッションでは、NASAと共同で開発している月面着陸センサーなど12個のペイロードが搭載されました。月着陸センサーは、「Deorbit, Descent, and Landing Sensor (軌道逸脱、下降、着陸センサー)」と呼ばれ、今後の月や火星探査で使用される見込みです。
ブルーオリジンは、米物流大手Amazonを設立したジェフ・ベゾスが立ち上げた民間宇宙企業です。今回打ち上げた「ニューシェパード」を使用し、有人宇宙旅行を提供する予定となっています。ただし、具体的な開始時期はまだ明示されていません。また、アメリカが主導する「アルテミス計画」で使用される月着陸船を開発する民間企業の一つに選定されました。
Image Credit: Blue Origin Youtube
Source: Space News
文/出口隼詩
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