1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. 環境・自然・科学

木星探査機ジュノー41回目のフライバイ。近接通過動画をNASAが公開

sorae.jp / 2022年6月2日 21時38分

【▲木星探査機ジュノーの41回目のフライバイ時に撮影された木星(Credit: NASA/JPL-Caltech/SwRI/MSSS)】

【▲木星探査機ジュノーの41回目のフライバイ時に撮影された木星(Credit: NASA/JPL-Caltech/SwRI/MSSS)】

太陽系最大の惑星、木星で現在もミッションを行っている探査機ジュノーは、定期的に木星の表面へ接近するフライバイ(近接通過)を実施しています。

アメリカ航空宇宙局(NASA)は、ジュノーの41回目となるフライバイ時の画像をもとに制作されたアニメーション画像(GIF動画)を2022年5月28日付けで公開しました。

※41回目の木星フライバイは2022年4月9日に実施。

【▲NASAが公開した木星探査機ジュノーの41回目のフライバイ時のアニメーション画像(Credit: NASA/JPL-Caltech/SwRI/MSSS)】

【▲NASAが公開した木星探査機ジュノーの41回目のフライバイ時のアニメーション画像(Credit: NASA/JPL-Caltech/SwRI/MSSS)】

このアニメーション画像は、ジュノーに搭載されている光学観測装置「JunoCam」で撮影した静止画を、市民科学者のAndreaLuck氏が組み合わせたものです。48枚の静止画から作られたこのアニメーションは、ジュノーがどの様に接近通過するのか、その様子を把握することが可能です。なお、最接近時は、木星の雲頂からの約3300km距離で、ジュノーの木星に対する最大速度は時速21万kmに達したといいます。

ジュノーのミッションはもともとは2018年までの予定でしたが、最長で2025年9月まで延長されました。ミッション延長にともない、カリスト以外のガリレオ衛星のフライバイも計画され、2021年6月には「ガニメデ」に、今から数カ月後の2022年9月にエウロパ、さらに2023年12月と2024年2月にはイオにも接近して観測を行う予定です。

 

関連:巨大な黒い影。木星探査機ジュノーが撮影(40回目のフライバイ)

Source

Image Credit: NASA/JPL-Caltech/SwRI/MSSS, Image processing by AndreaLuck NASA - Juno Skims the Cloud Tops of Jupiter

sorae編集部

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください