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中国、国内最大級の固体燃料ロケットを初打ち上げ

sorae.jp / 2022年7月27日 17時20分

【▲参考画像:試験中の力箭一号ロケット ※2022年1月撮影(Credit: CAS)】

【▲参考画像:試験中の力箭一号ロケット※2022年1月撮影(Credit: CAS)】

中国は日本時間2022年7月27日に、中国科学院の子会社が開発した「力箭一号」ロケット(※)の打ち上げを実施しました。搭載されていた人工衛星は無事に軌道へ投入されたことを、中国国営放送のCCTVなどが報じています。

打ち上げに関する情報は以下の通りです。

■力箭一号(初飛行)

打ち上げ日時:日本時間2022年7月27日13時12分【成功】
発射場:酒泉衛星発射センター(中国)
ペイロード:SATech-01など合計6機

力箭一号ロケットは、中国科学院(CAS)の子会社「CAS Space(Beijing Zhongke Aerospace Exploration Technology Co.)」が開発した固体燃料ロケットで、今回が初飛行となります。中国メディアによると、ペイロードは6機の科学試験衛星とされていますが、詳細は公開されていません。

なお、CAS Spaceは、再利用ロケットや有人宇宙船の開発にも取り組んでいるとのことです。

※力箭一号は、報道機関によって「中科1号甲」「Zhongke-1A」「ZK-1A」「Lijian-1」「PowerRocket 1」など様々な呼び名が用いられています。

 

関連:直近のロケット打ち上げ情報リスト

Source

Image Credit: CAS Space CCTV(Weibo)

文/sorae編集部 速報班

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