ロシア、イランの地球観測衛星と小型衛星16機を打ち上げ
sorae.jp / 2022年8月10日 19時21分
ロシアは日本時間2022年8月9日、「ソユーズ2.1b」ロケットの打ち上げを実施しました。搭載されていた衛星は予定の軌道へ無事投入されたことが、海外の宇宙ニュースメディアで報じられています。
打ち上げに関する情報は以下の通りです。
■ソユーズ2.1b/フレガートM(Khayyam)打ち上げ日時:日本時間2022年8月9日14時52分【成功】
発射場:バイコヌール宇宙基地(ロシア)
ペイロード:ハイヤーム(Khayyam)、その他16機
ロシアの国営宇宙企業ロスコスモスや国営のタス通信によると、「ハイヤーム」はイランの地球観測衛星とされています。衛星の名前は、11世紀ペルシア生まれの博学者・詩人「ウマル・ハイヤーム(Omar Khayyam)」にちなんで名付けられています。
いっぽう、イランに関するニュースを配信している英国の民間企業「Iran International」や、「NASASpaceFlight.com」のフォーラムでは、ハイヤームはロシアの地球観測衛星「カノープスV」に高解像度カメラを搭載したもので、中東全体の軍事施設の監視強化を目的とした偵察衛星であると指摘されています。
また、今回の打ち上げられたソユーズ2.1bには、ハイヤーム以外にもロシアの大学・企業・非営利団体の超小型衛星16機が搭載され、軌道に投入されたとのことです。
Source
Image Credit: Roscosmos RussianSpaceWeb.com - Soyuz-2-1v launches military satellite Iran International - Russia Launches Controversial Satellite For Iran文/sorae編集部 速報班
この記事に関連するニュース
-
スペースX、欧州の測位システム「ガリレオ」の衛星を打ち上げ ロケット1段目は使用20回目
sorae.jp / 2024年5月8日 9時10分
-
ロケットラボが「エレクトロン」ロケット通算47回目の打ち上げに成功 韓国の衛星とNASAの衛星を搭載
sorae.jp / 2024年5月3日 11時43分
-
2021年にISSから投棄された人工物の一部が大気圏再突入後に米国の民家へ落下
sorae.jp / 2024年4月18日 21時21分
-
スペースX、QPS研究所の衛星などを搭載したライドシェアミッションに成功
sorae.jp / 2024年4月16日 17時15分
-
ロシア、ボストチヌイ宇宙基地からの「アンガラ」ロケット初打ち上げに成功
sorae.jp / 2024年4月12日 15時31分
ランキング
-
1すき家、14日から復活する“人気メニュー”が話題に 「復刻まじか」「通常メニューにして…」
Sirabee / 2024年5月9日 4時0分
-
2クルマに出現する「光るカメ」は危険のサイン! 見慣れない「謎マーク」の意味は何? そのまま走り続けるのはNG!
くるまのニュース / 2024年5月9日 20時10分
-
3冷蔵庫で「長ネギ」がシワシワに…うまく保存するには? 消費者庁がコツを解説
オトナンサー / 2024年5月9日 22時10分
-
4「そば派」「うどん派」はどっちが多い? 5000人調査の結果が明らかに- LINEヤフー
マイナビニュース / 2024年5月9日 16時26分
-
5シャンプーは“2度洗い”が基本?「正しい髪の洗い方」をシャンプーソムリエに聞く
日刊SPA! / 2024年5月9日 8時51分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください