4人に1人が悪意ある書込みの経験者!じゃあ例え悪い書込みでも事実だったら罪に問われない?
相談LINE / 2015年4月13日 21時0分
『上記と同様です』(清水陽平弁護士)
『特に、接客態度がどうであったのかというところは、人によって受け取り方もかなり違うところです。そのため、このような意見や論評をするものについて責任を問うていくことは無理筋といわざるを得ないと思います』(清水陽平弁護士)
やはり責任を問うことは難しいと清水陽平弁護士は言います。ではお店としては泣き寝入りしかないのでしょうか。できることがあれば教えて下さい。
『実際に責任を問おうとすれば、まずは誰が書いているのかということを特定する必要がありますが、そのためには書込み内容について、(1)公共の利害に関する事実でないこと、(2)公益を図る目的がないこと、(3)前提となった事実の重要な部分において真実でないこと、(4)人身攻撃に及ぶなど意見・論評としての域を逸脱していることを立証することが必要になります』(清水陽平弁護士)
『事実をそのまま書いたということは、実際にそのように受け取られる態度だったということと思われ、この立証をすることは難しいだろうといえます』(清水陽平弁護士)
■誰しも愚痴や悪口を言ってしまうのは、ある種しょうがないこと
普段の日常会話のようにネットに書き込みをする若者。悪意がある書き込みが増えるのは一見当然のように思えます。また以前からそういったことは現実世界で行われており、それがただ単に表面化されたのではないかという見方も出来ます。
生まれた時からオンライン環境が整うデジタルネイティブな子どもたちに、こういった倫理意識を高めるために必要なのは、大人がオンライン上のマナーやセキュリティを学び、教育していくしか方法がないのかもしれません。
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