いじめは感情的にならず淡々と事実認定を優先させる事が解決への有効な初動
相談LINE / 2016年8月2日 19時0分
事実確認を学校に求めるというのもひとつのやり方だという。ここで学校側が対応を怠れば、今度は学校側に責任を問うことになるだろう。
■いじめがあったかどうかの事実の認定が重要
冒頭の秋田県のいじめ問題では、報告書でいじめがあったと認定された他に学校側の対応を批判していた。その理由は、女子生徒がいじめの被害を受けていると学校に相談した際、「人間関係のもつれだ」、「当事者間で解決できないか」、「弁護士か警察に相談したらどうか」などと発言し、適切な対応を取らなかったことによるという。
これはいじめが公になることと、その責任の追求を恐れているからだ。そしてこの心理は、第一発見者となる可能性の高い教師が、いじめの兆候を察知しても見て見ぬふりすることと同様だろう。しかし問題を先送りにすることのほうが、逆に問題を大きくしてしまうのだ。そしてそれこそが学校側が最も恐れていることではないだろうか。
いじめの被害者とその保護者は、まずはいじめの事実の認定を優先してみてはどうだろうか。
-
- 1
- 2
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
小1女児への「いじめ」を「トラブル」で処理、「学校は組織的対応怠った」大阪市を提訴
産経ニュース / 2024年4月25日 12時32分
-
小1でいじめ被害...指導した担任「今度なんかあったら自分で解決してね」相手児童の下校時ルールも『1週間しか守られず』...大阪市を提訴へ「いじめ防止法が希望」
MBSニュース / 2024年4月24日 12時38分
-
「いじめで退学」 県などに賠償求めた元生徒側の請求棄却 大津地裁
毎日新聞 / 2024年4月23日 21時28分
-
「友達にからかわれる」中3男子生徒が自殺 いじめが原因か 「対応が不十分だった」学校と教育委員会が謝罪 福岡・田川市
RKB毎日放送 / 2024年4月18日 18時24分
-
国家権力を介入させない『私学の自由』と『いじめ対応』苦悩する生徒や保護者「行政機関なり役所なりが助けてくれると思っていた」学校に不信感...でも行政は指導できず
MBSニュース / 2024年4月1日 13時38分
ランキング
-
1「水のトラブル即解決1000円〜」修理頼んだら請求額150万円…レスキュー商法の被害後絶たず
読売新聞 / 2024年4月30日 7時15分
-
2ファッションデザイナーの桂由美さんが死去 94歳
スポーツ報知 / 2024年4月30日 10時35分
-
3「祭りを見に行こう」10代少年を電車で隣県まで連れ出しか…未成年者誘拐の疑いで21歳の女逮捕
RKB毎日放送 / 2024年4月30日 12時36分
-
4「低圧室」の中で死亡した競輪選手の死因は低酸素脳症
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年4月30日 17時42分
-
5「自分も死のうとした」 無理心中図ったか、77歳妻殺害容疑で夫逮捕
産経ニュース / 2024年4月30日 15時55分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください