“援交女”なんて本当はいない!? 素人を装ったデリヘル業者の乱立

日刊SPA! / 2017年10月15日 15時51分

「援交女が増えている? 冗談じゃない! みんなプロで業者! 俺たちは騙されているんですよ!」

 くたびれたスーツ姿に、かなり寒々しいヘアスタイル。いかにも“出来ないサラリーマン”然の丸田さん(仮名・40代)の怒りは、ツイッターやインスタグラムを使って「売春」を行っている女性たち……いや、「業者」に向けられていた。8月下旬の某日、仕事帰りの丸田さんは、この日も都内某駅近くの公園に立ち寄ると、スマホを片手にたむろしている若い女性を舐めるように見回し始めた。だが、間も無くチッと舌打ちをすると、その場を後にした。丸田さんは、自身のスマートフォンでとある女性のツイッターアカウントを見せてくれた。

「この援助募集の女ですよ。やり取りして来てみましたが、やっぱり業者。以前も騙された自称専門学生の女。クソッ!」

◆“援交女”なんて本当はいない? 業者の乱立で思わぬトラブルも…

 丸田さんによれば、ツイッターで援助交際を募集していたアカウントに接触し、この公園を訪れた。しかし来てみると、そこに待っていたのは「以前も騙された」という女。一体全体、何が起きているのか? そして丸田さんは何に対して怒っているのか!?

「僕って相手が素人じゃないと興奮しないんです。だからもう何年も援助交際を続けてきました。少なくとも週一、多い時で週に四回“買う”こともありました。最近、素人を装ってデリヘル嬢がやってくるようになったんですよ! あークソ! 話しているだけで頭にきますよ。もう狂いそうです」

 ……丸田さん、すでに狂ってますよ、などとは当然言えない筆者。丸田さんは結局、近くのピンクサロンに吸い込まれるように入っていき事なきを(?)得たが、特にこの界隈では援助交際を装ったデリバリーヘルス、いわゆる「援デリ」業者の暗躍が目立つという。店舗型風俗店を経営する男性が、援デリ業者の実態について解説する。

「ここは昔から“風俗の街”で、ピンサロからデリヘル、ソープまでなんでもあります。そんな場所で風俗店をやろうとしても、相当な努力をしなきゃいけない。素人好きのスケベを手っ取り早く取り込むにはどうしたらいいか? ということで“援デリ”が生まれたと聞いています。そのほとんどは、届け出を出していた正規の派遣型性風俗店業者で、店の売れない女のコに仕事を回す目的でやっています。店のHPに載せても客がつかないような子でも、その子を素人に仕立て上げて“援交女”にしちゃえば、多少ブスだろうがリアル感がでるでしょう(笑)」

 業者にとって、人気のない風俗嬢を抱えておくことは「不良債権」を抱えているに等しい。そんな彼女たちを“商品”として生かす手法が“援デリ”の実態だという。

 とはいえ、買う側の丸田さんのような人々も、援交少女の裏に潜む業者の存在を見抜きはじめているので、その争いは激化しているらしい。前出の経営者は「援デリ業者の林立が、思わぬトラブルを招いている」とも指摘する。

「援デリやっている業者なんて、まずマトモじゃない。縄張り争いもあって、女のコをさらったり通報してオマワリに補導させたり、嫌がらせの応酬がひどい。あと、援交女側も客の弱みを握ってるわけだから、客の財布から金を抜いたりバックれたり、美人局することもあります。自身が買春客だから、警察にも相談できないですよね」

 悪いことはしない。そんな基本がわからなければ、痛い目を見るのは自分自身である。

<取材・文/森原ドンタコス>

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