BIGBANG・V.Iの「薬物・性接待」手口は韓国で蔓延している!? 被害を受けた日本人女性が告白

日刊SPA! / 2019年3月21日 8時54分

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カナコさん(30代・仮名)は「気づいたときは裸だった」という

 いま、韓国の芸能界が揺れている。人気アイドルグループ「BIGBANG」のV.I(スンリ)がSNSで引退を発表。その理由を、「社会的物議を醸している事案が大きいから」としている。そこで浮上したのが、投資家への“性接待斡旋”疑惑だ。

 韓国メディアが報じたところによると、クラブ内にて女性に薬物を飲ませ、性接待という名の性的暴行を行っていたのではないか――。3月14日、V.Iは警察の取り調べを受けるため出頭している。

 真相の究明が待たれるが、そこには“性接待要員”にされてしまった被害女性の存在があることを忘れてはならない。今回の報道を見て「その手口が韓国で自身の身に起きたことと類似している」と語る韓国在住の日本人女性がいる。



◆クラブの経営者とVIP席でお酒を飲んでいたはずが…

 韓国ソウルの江南(カンナン)や弘大(ホンデ)には、日本人観光客も遊びに行くクラブが多く存在する。週末ともなると街は若者で溢れかえり、朝までクラブを行き来する光景が見られる。

 カナコさん(30代・仮名)は今から4年ほど前、ソウルの大型クラブへ女友達と3人で遊びに行った。大盛況のフロアは、身動きが取れないほど人がひしめき合っていたが、ひょんなきっかけからVIP席に誘われ、クラブの経営者と一緒にお酒を飲む機会が訪れた。正直、そのときはラッキーだと思ったという。

 当然、後に起こる不幸な出来事を知る由もなかったのだ……。

 VIP席に座り、シャンパンを何本も空けて盛り上がっていた。カナコさんは、しばらくして酔いが回ってきたので、トイレに行こうと荷物を持たずに席を立った。カナコさんのクラブでの記憶は、ここまでだ。

◆意識が戻ったときは、裸でハンドタオルを握りしめていた

 意識が朦朧とする中、手にハンドタオルを1枚だけ持ち、カナコさんは裸のままホテルの廊下にぐったりと座っていた。

「最初は、ホテルの部屋から誰かに追い出されるところで少し気がついたんです。でも、どの部屋から出てきたのかは分からなかったです」

 裸のままでは帰れない。今、ここがどこのホテルなのかも分からない。なぜ、私はここで裸なのかも分からない。なぜ、記憶が無いのかも……。すべてが判然としないまま、カナコさんは助けを求めてロビーへと向かうことにした。

「裸なうえに呂律も回らず、韓国語も片言のヤバイ奴が降りてきた……そんな顔を従業員にされたことを、今でも覚えています」

 空いている部屋に案内され、ホテルの薄いガウンとペラペラのスリッパを渡された。その後、従業員と一緒に部屋を探すが、出てきた部屋は見つからず、駆けつけた警察に事情聴取を受けてから家へと送ってもらうことになった。

 友人は、トイレから帰って来ないカナコさんを必死に探していたという。一緒に飲んでいた経営者にも聞いたが「知らない、分からない」の一点張りだったそうだ。それからの数年間、韓国のクラブからホテルで起こったことは、自らが起こした失態だと思い、恥ずかしくて他人に話すことはなかった。

 当時のカナコさんは“レイプドラッグ”のことを知るわけもなく、本当に酔っ払って倒れたと思っていた。しかし、いつも酔っ払ったとしても、アフターのことは記憶に残っているし、必ず友人と行動することを心がけていたので、ずっと疑問を抱いたままだった。

 そして、今回の報道を知り、「私が受けた体験はこれだったんだ……」と唖然とした。

◆韓国クラブに蔓延する“レイプドラッグ”の存在

 クラブでの記憶を再度確認してみた。

「あのとき、トイレから帰ってくる途中で、誰かに誘われて飲んだような……でも、それが誰だったのかも分からなくて。振り返ってみると、その相手に“レイプドラッグ”と呼ばれている『ムルポン』をお酒に入れられたのだと思います」

 韓国のクラブで被害者が多く、問題視されている「ムルポン」。無味無臭なうえ、すぐに尿として排出されるため、薬物の被害を立証することが難しいと言われている。

 そして、薬によって記憶を失ったカナコさんが連れて来られたのは、クラブに隣接しているホテルだった。事件後、ホテルからカナコさんの荷物は一切出てこなかった。

 犯人を特定するため、防犯カメラの映像を確認するようにかけあってみたが、従業員から返ってきた答えは「防犯カメラに映るカナコさんは、男性と仲良さげに歩いている姿だった」。とはいえ、そう告げられただけで、実際に防犯カメラの映像は見せてもらえず、ホテル側の態度も協力的ではなかったという。

「薬物の効果によって、女性側が失態を犯したと思うような、相談できないような仕組みになっているのかもしれません。クラブに隣接しているホテルに連れて行かれたこともあり、余計に性接待の道具にされたのかなと思っています。グルになっているんですかね……。でも不幸中の幸い、命はあって良かった。韓国のクラブは楽しいのですが、女性にとって危険は隣り合わせだと実感しました」

 カナコさんにとっては恥ずかしくて他人には言えない記憶だったが、今回の報道に伴い、改めて違法な性接待と薬物の存在を知ることとなった。また、似たような出来事が韓国各地のクラブで起きていたとも言われている。今後被害者が増えないよう、すべてが白日の下に晒されることを願う。<取材・文/南沙織>

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