余市と宮城峡にも1本30万円の限定品が登場。スペシャルボトルの味わいやいかに!?

日刊SPA! / 2019年4月19日 15時53分

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ブラックボディが目を引きます。同梱品は小さい冊子のみ

― 30代が知らないと恥ずかしい! 今さら聞けないお酒のキホン第45回 ―

 2019年5月、ニッカウヰスキーの宮城峡蒸留所が設立50周年を迎えます。その記念として、2本の数量限定商品が発売されました。「シングルモルト宮城峡 リミテッドエディション2019」と「シングルモルト余市 リミテッドエディション2019」です。

 それぞれ1960年代、70年代、80年代、90年代、2000年代といった5つのディケイド(10年)の原酒をヴァッティングしたシングルモルトウイスキーとなっています。年数表記にしてしまうと、一番若い原酒に合わせる必要があるので、今回はリミテッドエディションと銘打っています。1960年代、70年代の原酒は超絶レアものです。80年代といったって、ついこの前のような感じもしますが、すでに39年前ということです。

 特に宮城峡は、宮城峡蒸留所で初めて蒸留したファーストドロップの原酒を使っています。これはもう宮城峡ファンであれば垂涎でしょう。

 そのお値段、30万円(税別・希望小売価格)。しかし、たった各700本の限定です。両方とも即、買いました。筆者は、2011年の山崎50年を買わなかったことを今でも後悔しており、迷いませんでした。

◆700本限定1本30万円のスペシャルボトルをすぐに飲んでいいのか……

 で、さっそく開封してみました。

 分厚いクッション段ボールから中身を取り出し、外箱を外すとブラックのケースが出てきます。片開きでぱたっと蓋を開くと、木の箱がお目見えします。それぞれの蒸留所がプリントされており、開くとブラックボディが鎮座しております。容量は700ml、度数はどちらも48%です。

 中身が見えないので、あまり高級感がない(失礼!)ですが、実際にお金を払った身としてはずっしりとした手応えを感じます。とはいえ、フロスト加工されたブラックボディに、宮城峡と余市の文字が白で描かれているのはカッコいいです。

 さて、そのお味は……、とすぐにも飲んでみたかったのですが、今開けてしまうと一気に1人で飲んでしまいかねません。こんな素晴らしいお酒はみんなで味わうべきだと思いました。どこかのタイミングで、原価BARでイベントを企画しようと思っています。すでに、オークションサイトやネットショップでは1本60万円とか72万円とかで転売されていますが、筆者は絶対に転売しないのでご安心ください。

 その代わり、付属の冊子にテイスティングノートが書かれていたのでご紹介します。

『シングルモルト宮城峡 リミテッドエディション2019』

香り:長期熟成を経た深いシェリーの甘さ、パウンドケーキの濃厚さとラベンダーは緻密のようなハーブを思わせる香り

味わい:シェリーのコクのある甘さ、やわらかな樽の渋さ、芳醇でリッチ

余韻:甘くビターな味わい、カシューナッツのような滑らかさとほのかなピートの余韻

『シングルモルト余市 リミテッドエディション2019』

香り:バターとメープルシロップをかけたホットケーキの甘さ、オークのバニラ、磯を思わせるピート香

味わい:ダークチョコのビターな味わい、香ばしい麦のコク、ピートの煙

余韻:オークのウッディさと華やかなオレンジピール、力強いピートの余韻

 楽しみですね。今日は、このラベルを見ながら、余市NVと宮城峡NVで乾杯したいと思います。

【柳谷智宣】

お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2年前に海底熟成ウイスキーを扱う「トゥールビヨン」を立ち上げ、現在販売中

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