40代のおじさんが1ヶ月パパ活をやって気付いた“当たり前”の現実

日刊SPA! / 2019年5月5日 15時53分

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 恋愛ジャーナリストのおおしまりえです。

 40代既婚にしてときめきが欲しい。そんな動機からパパ活を試しに始めた40代の佐伯修さん(仮名)。誠実なプロフィールを作り、長期的に出会える子を探したそうだが、なかなか理想とマッチする子は現れない。

 そんなとき、せっかくの記念だからと、1回だけ体ありきの女性と会うことに。40代初めてのパパ活、果たしてどうなるか!

◆体を重ねてみて感じること……

「別に体の関係を絶対求めていたわけではありませんが、パパ活でセックスするっていうのがどういうものなのか興味が湧いたんです。そこで20代の女性と、最初からセックスありきで会うことにしました」

 こうして佐伯さんはある女性とのパパ活で、初回からセックスをすることを決意したのだった。

 金額は4万円。そこに来たのは、写真どおりの、美人な若い女性がいたとか…。

 今回会ったのは24歳の一般女性。パパ活におけるセックスの相場は、大体3万円~可愛い子だと5万円くらいだそうで、佐伯さんは間をとって4万円で会うことにしたそう。

 会った際の第一印象は「めっちゃ美人!」

「性格うんぬんは今回省いたので、1回会ったときに写真どおりのすごい美人が来たことに驚きました。とはいえパパ活する女の子って、『コイツ詐欺だ!』という子は意外といないんです。僕が見た目にそんな厳しくないのかも知れませんが、ビジュアルに関しては地雷みたいな子は少ない印象ですね」

 そんなこんなでホテルにいった佐伯さんですが、その感想は……。

「正直、あれ…楽しくない…」

 苦笑しながらそう話す理由は、やはり気持ちとお金の難しいところだそう。

「若くてキレイだったよ! でもね、やっぱりお金のためにやってるんだなって義務感が伝わってくるから、こちらもなんか盛り上がらないというか。よくよく考えたら、4万円払って風俗に行けばよかったって思ったりもしてしまって。もちろん彼女たちがお金を理由にこういった活動をしていることは分かっているんです。でもそれをこちら側に感じさせるのはどうなんだろうって、冷めた気持ちの中悶々と考えてしまいました」

 佐伯さんは義務感を覚えるセックスに萎えてしまい、彼女と別れたその足で、キャバクラに立ち寄って帰ったとか。

「その日のキャバクラは、なんかちょっとだけ心地よかったです。きちんと対応してもらうことの安心感というか。プロってやっぱり凄いですよね」

◆40代パパ活男が気づいた“当たり前”の現実

「結局自分も恋愛じゃないって分かっていても、お金を払った以上、ちゃんとちやほやされたいですし『凄い』って言ってもらいたかったんです。“パパ活”というオブラートに包まれていたから、未知の体験ができるのかな…って期待感が膨らみましたけど、蓋をあければ普通の子がいるだけでした。自分もわかっていたつもりですが、だんだん気の合う子探しに疲弊していて、もう諦めようかな…という気持ちです」

 佐伯さんは仕事で若い女性と話したり、食事に行ったりする機会は多い立場。そういった対価が発生しない関係性で出会う若い女性のほうが、下心は見せられないにしても、パパ活で出会う子よりも楽しいという現実に気づいてしまったそう。

 こうして1ヶ月の間に13人と会い、4人の女性と継続したデートを重ねた佐伯さん。正直月◯円で定期的な関係性を…という交渉はできたものの、興味がわかなかったため、3ヶ月後には全員の連絡先を削除し活動を終了させた。

「自分の肩書を知らない女性と話せたのはいい体験でした。でもお金が発生した上での関係性は、自分が欲しかったドキドキ感とは遠いものでした。『そうは言ってもカネ目当てだもんね』という空気感が透けすぎていて…だんだん悲しくなる自分がいました」

 そう話す佐伯さん。でも今度は別のマッチングアプリを使って普通のお友達を募集してみようかな…と、まだまだ再チャレンジの余力は残っているようだ。

「パパ活は恋愛における過程をすべてスキップする関係性です。現代的なショートカットした付き合いを経験できたのはよかったけど、遊びにしても信頼関係を築くというのは、やっぱり難しいですね。」

 ちなみに最後に、パパ活をする女子の動機にはどんなものがあるか聞いてみたら、意外にも「奨学金返済」と「整形費用を稼ぎたい」という理由がツートップだったとか。

 本当の理由はわからないし、パパ活は倫理的にどうなのかといった批判は未だ残る。とはいえ、年長者を利用して自分を高めようとする女子のハングリーさは、エネルギーの先を変えたら、もっといい方向に能力が発揮されるんだろうなとも思うのであった。

<取材・文/おおしまりえ>

【おおしまりえ】

水商売やプロ雀士、素人モデルなどで、のべ1万人以上の男性を接客。現在は雑食系恋愛ジャーナリストとして年間100本以上恋愛コラムを執筆中。ブログ

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