ハイスペックでも女性に嫌われる中年男。その原因は…?

日刊SPA! / 2019年7月25日 8時54分

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※写真はイメージです(以下、同)

 みなさん、こんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント山本早織です。

 この連載を読んでくれている方は婚活をしている人も多いと思いますが、今回は婚活だけでなく、ビジネスをする上でも失敗の要因となる「プライド」についてお伝えしていきます。

◆その「プライド」は相手の目線に立っているのか?

「プライド」と聞いてどんなことをイメージするでしょうか? このプライドが婚活やビジネスの成功を阻んでいる可能性が高いにもかかわらず、それを知らずにいる方がとても多いように感じます。

 プライドという言葉を調べてみると、「誇り」「自尊心」。さらに深掘りをして、「自尊心とは?」と調べてみると、「自己を尊ぶ、敬って大切にする心。自身が信じている言動や仕事、才能、信念に自信を持つこと」などという解説が出てきます。

 男性の場合、「男だから」というプライドを持つこともあるでしょう。しかし、「男」ということに自信を持ち、言動が決っているのだとしたら、その言動は本当に相手が求めていることなのでしょうか?

 最高に素晴らしい仕事をする人や好きな女性とお付き合いをできる人の共通点は、「相手目線に立ち、相手の求めていることを自分のことのように尊び、相手の求めていることにフォーカスし、言動を決められる人」だと私は定義しています。

◆ある45歳・バツイチ経営者のケース

 以前、私がご縁をもらったタケシさん(仮名・45歳)は、経営者として仕事をされている先輩で、バツイチ子あり。そして再婚をしたいと願っている方でした。

 ご自身でビジネスをされているのでプライドもあるのだろうとは思いますが、「これが正しい」という持論がたくさんあり、サポートをする側の私は毎回、タケシさんとお会いする際、どのように伝えたら変化を受け入れてくれ、婚活がうまくいくようにサポートできるのだろうと頭を悩ませていました。

 元モデルさんやCAさんなどとてもきれいな女性をいくら紹介しても先へ続かず、お相手女性の担当仲人さんからのフィードバックは「価値観が違うと感じた」というもの。タケシさんから「女性とのデートではどんな風に接していて、どんなお話をしていますか?」と聞いても、「自分は男としてご馳走もしてるし、結構いいレストランも選んでいる。価値観が違うというならそうなのだろうけど……」と不満そうに言うばかりでした。

◆突然の交際終了…女性に拒否された理由とは?

 あるとき、私が親しくしている仲人さんが担当する女性とお見合いがあり、その後、一度お食事をすることになったので、お相手女性の担当仲人さんには「何か気になることなどあれば、どんな些細なことでもフィードバックをもらいたい」と懇願し、交際を見守ることにしました。

 最初のデート当日、その日の夜に女性の担当仲人さんから電話がありました。「早織さん、うちの女性が交際を終了したいと言ってきたの。ごめんなさいね。それでちょっと踏み込んでなぜかと聞いてみたんだけど、お伝えしてもいいかしら?」。

 今まで明確なフィードバックがなかったのでこんなありがたいことはなく、「ぜひ、本当にありがとうございます」とお伝えし、フィードバックをいただきました。

 レストランは女性からも好評でとても素敵なところだったよう。しかし、デートでの話の内容は終始「タケシさんの仕事がどれだけすごいか」という話。そして、離婚の原因は自分にはなく、相手にあると言わんばかりの他責の話。最後にお食事を奢っているというアピール。奢っているのだから女性はこうあるべきという持論。

 私はその話を聞き、様子が想像できてしまいながらも、ここまでプライドが高かったのかっと愕然としました。

◆自分の弱さを認めて素直にならないと…

 プライドを持つことは素晴らしいことであり、必要なこと。しかし、「どこにプライドを持つのか?」がとても大切です。タケシさんは自分本位なプライドを持ち、自信のなさや仕事がうまくいってないことを隠すために自分を大きく見せていたのです。

「タケシさん。今日はタケシさんの幸せを考え、タケシさんのために言いたくないこともはっきりとお伝えしていいですか?」と私が真面目な顔でお伝えすると、「お願いします」と言ってくださったので、はっきりとお伝えすることにしました。

「タケシさんが結婚をして幸せな家庭を改めてつくりたいと思っているのは事実ですよね。単刀直入にお伝えすると、これ以上私はタケシさんに女性をご紹介することはできません。なぜなら、タケシさんは自分の正しさを周りに押し付け、自分のプライドを守る事を第一に言動を選択しているからです。
 
 本当に今タケシさんに必要なのは、自分自身の弱さやできなかったことを認め、素直になること。せっかくプライドを持っているのであれば、周りを幸せにするために使えるようにしませんか?」

◆あなたのそのプライド、本当に必要ですか?

 プライドは持っていていいものですが、自分自身を誇示するためのプライドは視野を狭め、周りの人間との信頼関係を築けないように、自分で自分の首を絞めている危険性があります。

 弱さを認めてしまうと、今まで頑張ってきた自分が崩れてしまうのではないかという不安や恐怖が襲ってくるかもしれません。しかし、相手の立場に立ち、本当に好きな人とこれからを歩んでいきたいのであれば、今現在、自分の中にあるプライドは持ち続けるべきものなのか? 手放すべきものなのか? 今、一度自分を見つめ直すことをおすすめしたいです。

 タケシさんは私の話のあと、さまざまな思いを教えてくれました。彼の本音を聞くことができたとき、自分の弱い部分を見せるには痛みが伴うにもかかわらず、話してくれたことへの感謝で私は自然と涙が出てしまいました。

 現在、本当に居心地がいいと思える女性と出会い、今は交際を見守っているところです。仕事も以前よりも順調なようで、これまでどれだけの人が自分に気を使ってくれていたのかがわかったと言っていました。

 プライドを持つことは素晴らしいことです。しかし、肝心なのは何にプライドを持つのか。男性だけでなく女性も同じく、人生をよりよくするために考えるべきポイントかもしれません。

【山本早織】
1985年、東京生まれ。アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は婚活をしている男女に対して、恋愛コンサルタントとして「好きな人から愛される方法」を伝授する。ブログ「あなたの幸せはなんですか?-結婚につながる恋のコンサルタント-」、メルマガ「結婚につながる恋のコンサルタント山本早織があなたの恋のお悩み解決し、最高の結婚生活の作り方も教えます」が配信中

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