花火デートはハプニングの宝庫!? 大混雑のなか尿意を我慢できなくなり…

日刊SPA! / 2019年8月25日 15時54分

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花火大会に気合いを入れて浴衣で行く人も多いと思うが…(※画像はイメージです。以下同)

 夏はイベントが目白押しだが、その中でも本命と行きたいデートとして“花火大会”をあげる人は多いのではないだろうか。恋人や好きな人に対して一世一代の見せ場……普段よりも気合いが入ってしまうからこそ、失敗した経験がある人も少なくない。

◆浴衣の着方が“死装束”だった…

「彼氏との初めての花火デートで“一緒に浴衣着よ” って、めっちゃテンションあがってました!」というユウさん(21歳・仮名)だが、そんなウキウキ気分で着た浴衣をめぐって、肝を冷やしたそうな……。

「高校生の時に着たダサい浴衣しか持ってなくて。着方がわかってなかったんで、レンタルショップで一式借りて着付けもしてもらったんです。美容院でヘアメイクもして……我ながらなかなかカワイくできたんです」

 そんな気合じゅうぶんの彼女を見るなり、彼は「めっちゃカワイイ!」 と大絶賛してくれた。花火が終わり、帰ろうとしたとき、なんと彼からのサプライズが。

「彼の家にお泊りする予定が、なんとわざわざ花火会場の近くのホテルを取っといてくれたんです。『浴衣だと混んでる電車しんどいでしょ?』って。すっごい嬉しかった。そりゃもう一晩中幸せでした(含み笑)。ただ、次の日に名残惜しいけど帰るかってときに、“あれ、浴衣の着方がわからない”って……」

 私服は持って来ていなかったので、YouTubeの着付け動画を見ながら見様見真似で浴衣を着た。しかし、二人で仲良く手をつなぎ最寄り駅の改札を通ったところで事件は起こる。

 知らないおばあさんが申し訳無さそうに声をかけてきた。何かと思えば、「急にごめんなさいね、あのね、襟がね、逆なのよ。若い人はあんまり着ないから難しいわよね」と指摘されたそうだ。

「もう本当に恥ずかしくて。逆だと“死人前”と呼ばれて、亡くなった人が着る死装束として、縁起が悪いらしいんですよね。その日は花火大会もないし、ただでさえ浴衣を着てたら目立っちゃうのに……。慌てて、女子トイレにこもって直しました。慣れないことってするもんじゃないなぁ~」

◆地元の祭りに元カノや遊びの女が大集合!

「去年の夏の話なんですけど、地元の祭りにトラウマがあります」という将暉さん(31歳・仮名)は、付き合って2年になる彼女との結婚の挨拶に地元へ帰ったときに、ひょんな出来事に見舞われる。

「僕の地元は新宿から特急で2時間ちょいなんで、挨拶だけして帰ろうと思ってたんですが、親が彼女を気に入っちゃって、『夕飯も食べてけ!』って聞かなくて。結構時間があるし、実家のまわりは何もないからどうしようかなって思ってたんですが」

 その日はたまたま地元では有名な花火大会が行われており、「行ってみたい」 という彼女を連れて行くことなった。

「東京に比べたら小さなお祭りですが、普通にたこ焼きを食べたりビールを飲んだり、楽しんでました。そこに後ろから『まちゃき~!』と女の声。恐る恐る振り返ると、まさかの中学時代の元カノと同級生が数人……。背中が凍りつきました」

 というのも、もともとはギャル男でチャラかったという将暉さん。地元には元カノやら、遊んだ女やらがわんさかいたそうだ。

「彼女には平謝りをして、何とかなったんですが、その後も元カノ数人に遭遇。みんな俺がやんちゃしてたときの記憶で止まってるから『趣味変わったね!』とか『親戚?』とか言いたい放題。こんなに同級生に会うとは思いませんでしたが、当時遊んでた女の子たちは高確率で早くに結婚して早くに別れて実家で子育てしてました(笑)。だから、地元に元カノ大集結。親に紹介したら、すぐ帰るべきでした……」

 婚約者の彼女は「遊ぶ女と結婚する女は違うって言うしね!」と笑っていたそうだが、もう今後は地元の友人が多い場所にはあんまり連れていきたくないそうだ。

◆大混雑のなか、尿意を我慢できなくなり…

「いい感じだった子を誘って、来場者が何万人の大きな花火大会に行ったとき、とんでもないことをやらかしてしまいました。せっかくの告白が台無しです」と海斗さん(23歳・仮名)が肩を落とす。

「花火大会当日、近くで昼からビールをガンガン飲んでめっちゃ楽しかったんですよ。彼女も僕も酒が好きなんで、テンション上がって飲みまくっちゃって。で、花火の時間が近づいてきて、多めに缶チューハイを買い込んで飲みながら向かったんです」

 この選択が、のちに悲劇の引き金となってしまう。最寄り駅を出て、並んでいた海斗さんに異変が起きた。

「僕、酒飲むとすごいトイレが近いんですよ。彼女は、まだ花火前ということもあり、途中から飲むのを控えてたんですが、僕は楽しくてうっかり飲んじゃって。案の定、激しい尿意に襲われてしまい……」

 駅は混雑しており、入場規制がかかるほど。トイレを探すもとにかく人が多くて身動きが取れなかったという。そこで、海斗さんがとった行動とは?

「もうどうにもこうにもおしっこが我慢できなくて、でも、漏らすわけにもいかない。かといって、この大行列の中で彼女を放ったらかすわけにもいかないってテンパってたんです。そしたら、少し先の列から離れた場所で立ちションしてる人を発見したんです。もう我慢の限界だったんで、彼女に謝り、その場へダッシュしてしまいました」

 何とか事なきを得た(?)ようだが、その後の花火はなんとも言えない空気だったそう。

「もう告白前に終わりましたね。『気にしてないよ』って言ってくれましたが、明らかに苦笑いでしたもん。キレイ好きな子だったし、さすがにまだちゃんと付き合ってない男の立ちションには引きますよ……」

 好きな人と花火に行きたい若者は多いと思うが、意外とハプニングの宝庫なのかもしれない――。<取材・文/吉沢さりぃ>

【吉沢さりぃ】
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。近著に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)がある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。Twitter:@sally_y0720

―[シリーズ・夏の悲惨な思い出]―

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