嫌われる中年男性のギトギト肌。洗いすぎは逆効果だった

日刊SPA! / 2019年8月29日 15時54分

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ヒゲ剃り後や入浴後は、必ず保湿をして肌の角質層を守ろう

「顔がオイリーなおじさんは体も臭いし近寄りたくない」(33歳・公務員)、「肌がガサガサの人は生活全般が不健康そう」など、脂ぎってもカサついても嫌われる中年男性。肌の再生医療に携わる医師の北條元治氏は、「いずれも乾燥で皮脂腺のコントロールが利かなくなっていることが原因」と話す。

◆ギトギトもガサガサも保湿不足が原因だった

「加齢により人の肌の保湿力は低下します。また、男性の肌は女性に比べて皮脂分泌量が多めで水分量は少なく、カサつきがちでもTゾーンだけは脂ぎっている人が多い。健康な皮膚は、表皮の奥の層で新しい細胞が生まれ、一番上の角質層が剥がれていくターンオーバーを繰り返していますが、乾燥するとその機能も乱れます」

 また、紫外線も肌を傷める原因。

「強い紫外線を浴び続けた人は、加齢とともにシミや深いシワが目立つようになりますね」

 つまり肌のケアで必要なのは保湿と紫外線対策なわけだ。紫外線対策では、「男性も紫外線の強い場所ではSPF30程度の日焼け止めを使うべき」とのこと。保湿剤は「肌につけていて心地いいもの」を選ぶのが大事だという。

「高価で特殊な成分が入っていても、肌に違和感があるものは、使い続ければ悪影響が出る。そもそも化粧品は薬のような副作用も効能もないはずのもの。肌に合えば種類は何でもよく、安価で定番のニベアなどから試してみましょう」

 体の洗い方にも注意が必要だ。

「本来、顔はお湯で十分ですし、体を石鹸で洗う場合も手でこすれば汚れは落ちます。タオルでゴシゴシ洗うのは、肌の健康に必要な角質層を削る行為なんです」

 頭のフケが目立つのも、角質層が過剰に剥がれ落ちている状態だ。

「頭皮の洗いすぎが原因の場合もあります。ひげ剃りでも角質は削られてしまうので、赤みやかゆみが出る人はやさしく剃り、シェービング後に保湿も行いましょう」

<これでセルフケアしよう!>

花王ニベアクリーム中缶56g/198円(参考価格)
肌にも顔にも、家族全員で使える定番のスキンケアクリーム。肌にうるおいを与えるスクワラン、ホホバオイル配合。各種サイズ、チューブタイプもあり

日本薬局方白色 ワセリン500g/1555円(参考価格)
純粋な保湿剤ではないが、皮膚表面に薄い油の膜をつくり、皮膚内部からの水分蒸発を防ぎ高い保湿力を発揮。ドラッグストアでは50g数百円で手に入る

【北條元治氏】
肌の再生医療専門医。細胞保管や再生医療技術支援を行うセルバンク代表。RDクリニック顧問、医学博士。著書に『美肌のために必要なこと』(standards)

<取材・文/週刊SPA!編集部>

―[脱[キモおじさん]変身塾]―

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