彼女が号泣した悲惨な秋デート。クラシックコンサートで失態続き…

日刊SPA! / 2019年10月9日 8時53分

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写真はイメージ(以下同)

 10月11月は芸術の秋ということもあり、クラシックコンサートが多く開催される季節。普段はロックやポップスばかり聞いていても妻や恋人に誘われ、行ったという人もいるのではないだろうか?

◆ドレスコードを忘れ、彼女が激怒!

 地方公務員の後藤彰洋さん(仮名・31歳)も独身時代、彼女と一緒に地元の市民ホールで開催されたピアノコンサートに行ったことがある。ただし、本人はアニソン好きで、クラシック音楽にはまったく興味がなかったという。

「でも、食わず嫌いならぬ、聞かず嫌いだった可能性もあるじゃないですか。それに彼女が仕事関係の方からタダでもらったチケットらしく、行かないのも失礼にあたりますしね。まあ、私の関心はコンサートが終わった後、どこでご飯を食べようかばっかりでしたけど(笑)」

 ちなみにクラシックの場合、ドレスコードというほどではないにせよ、男性は基本的にスーツ、もしくはジャケットがマナーだろう。事前に彼女からそのことを聞かされていたがすっかり忘れてしまい、いつもと同じジーパン&パーカー姿で現れた後藤さんを見て彼女は激怒。コンサート前からギクシャクした状態だったそうだ。

「忘れていた私が悪いんですが、『別にそこまで怒んなくてもいいじゃん』って言ったら彼女の機嫌がさらに悪くなっちゃった。会場に向かう電車の中でもほとんど会話はありませんでした」

 会場には開演の15分ほど前に到着し、すでにほとんどの座席がお客さんで埋まっていたとか。クラシックどころかコンサート自体、今まで数えるほどしか行った経験がない後藤さんは、思っていたよりも広い会場に圧倒されてしまう。

◆睡魔に勝てず、コンサートが始まってすぐに寝落ち

 だが、それ以上に気になったのはシート。身体が沈み込むほどフカフカで、座って早々に睡魔に襲われてしまったのだ。

「ヤバいくらいに座り心地がよかったんです。けど、このまま寝たら彼女が怒るのは目に見えてる。すでに服装の件で口もあまり利いてくれない状態だったので、目を覚まそうとお手洗いで顔を洗ってきたんです。席に戻ると、すぐに会場の照明が暗くなり、コンサートが始まりました」

 しかし、ステージ上以外は真っ暗になったこと、クラシックの心地よい調べが後藤さんを再び眠りの世界へと誘おうとする。まぶたがゆっくりと閉じようとするのを必死に抵抗するように何度も見開くが、それもやがて限界へと近づく。

「実は、その週は遅くまで残業が続き、寝不足だったんです。役所勤めなので大体は定時で仕事が終わるんですけど、私がこの時期に在籍していたのは予算を決める財政課という超激務の部署。しかも、ちょうど忙しい時期だったので……。気がついたら寝落ちしていたらしく、彼女に身体を揺すられて目が覚めたときはすでにコンサートが終わっていました」

◆寝たことを怒る彼女に反論し、泣かしてしまった

 コンサート後に食べに入ったレストランでは案の定、彼女に爆睡したことを責められることに。仕事で寝不足続きだったことも話したが、「また仕事を言い訳にして」とさらに文句を言われてしまう。

 いつもなら彼女にひたすら謝る後藤さんだが、このときはアルコールが入っていたこともあり、少し感情的になって反論。でも、今度はそれで彼女が泣いてしまい、彼を置いてレストランからひとりで帰ってしまったのだ。

「この日は電話にも出てくれず、メールも返してくれませんでした。翌日彼女の家に行って謝りましたがお義父さんには責められるし、ウチの母や姉にも話が伝わっていて怒られるし、共通の女友達からはLINEでお説教。なんとか謝り倒して最後は許してもらえましたけど。ちなみに、その彼女は今の奥さん。無事結婚することができてよかったです(笑)」

 なかには寝てしまっても大目に見てくれる人もいる一方、この彼女のように怒る人もいる。もし彼女が後者のタイプなら、途中で寝てしまわないようなデートプランにしたほうがよさそうだ。<TEXT/トシタカマサ>

【トシタカマサ】
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。

―[シリーズ・秋の悲惨な思い出]―

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