なぜ「恋愛」と「結婚」は分けて考える必要があるのか?

日刊SPA! / 2019年11月7日 8時54分

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―[結婚につながる恋のはじめ方]―

 結婚につながる恋のコンサルタント山本早織です。

 今回は「自分にとって大切な存在」を見つけ、「その人にとって自分が大切な存在」になるために効果的な思考法をお伝えします。個人コンサルにきた男性から「どうやったら好きな女のコと付き合えますか?」という質問を受けるたび、私は必ず聞くことがあります。それは「結婚を見据えて付き合いたいのですか? それとも恋愛ですか?」という問い。

 すると、多くの男性は「え? 違うんですか? うーん……」と悩みます。自由恋愛が当たり前になってからは恋愛の先に結婚があると考えている人ばかりです。その一方で恋愛結婚の結果を見てみると、今では3人に1人が離婚しているとの結果も出ています。

 結婚とは「永続的な関係」と定義し、恋愛とは「一時的な関係」と私は定義しています。また、恋愛は快楽であり、プライベートの一部分ですが、結婚は幸福感であり、生活です。

 そのため、恋愛を目的とした場合、ナンパしてその場でホテルまで行けたというような一晩限りの関係でも結果としては成功。しかし、永続的な関係を求めているのだとしたら、ナンパして一晩限りの関係で終わってしまうのは失敗だと私は伝えています。

「何を求めているのか?」が明確でないと、「どこでどう勝負すればいいか?」がブレてしまうわけです。

◆結婚と恋愛は分けて考える必要がある

 ちょうど去年のクリスマス前にお会いしたトシヒコさん(仮名・26歳)は、永続的な関係をつくる結婚を求めていながらも、まずは恋愛をしなくちゃ結婚は得られないと思い、闇雲に出会いの数を増やしていた1人でした。

 トシヒコさんに「恋愛がしたいの? 結婚がしたいの?」と聞いたときに驚いて、「何が違うんですか?」と逆質問されたことを覚えています。

 一度も彼女ができたことがないと言っていた彼はナンパ師のところでナンパ術を習い、恋愛学校のようなところで女性とのコミュニケーション技術を習い、それでも彼女ができないストレスを抱えながら個人コンサルで女性である私のもとにきました。

 もし恋愛が目的なのならば、モテることを追求し、幅広く女性にウケる技術を身につけれることは効果的です。しかし、永続的な関係である結婚を求めるならば、相手の女性は1人いればいいのです。

◆多くの「理想の相手」は矛盾を抱えている

 まず、トシヒコさんに必要なのは自分を知ることでした。トシヒコさんが求める女性とは外見が洗練されていて自分の話をたくさんしてくれ、出張が多く忙しいトシヒコさんの仕事に理解があり、一緒にいて落ち着く関係でした。

 とてもソフトで柔軟性のありそうな方だったので悪い見方をすると、相手に合わせすぎる傾向があり、女性からすると「いい人」という感じで終わってしまうんだろうなと私は分析。また、ナンパ塾や恋愛学校などへ行っていることから学ぶことは好きで、しかし、正解を求めがちで依存心もあるかもしれないと感じました。

 私はトシヒコさんに「あなたのことをいいなと思っていて、ちゃんと前向きに気持ちをきちんと伝えてくれる女性が合うんじゃないか」と伝えました。

 すると、彼は「自分のことをいいなと言ってくれる方も今までいたのですが、押しの強い女性にはちょっと引いてしまうんです。好意を持ってくれるのは嬉しいのですが、自分がいいと思った人に自分からいきたいというか……」と答えました。

 多くの人は恋愛においてもビジネスにおいても自分自身のことを理解していません。もちろん私もそのうちの1人です。

 しかし、成功している人の共通点は「自分自身を俯瞰で見て、第三者目線を持てる」というところにあります。これは恋愛も同じで、「どれだけ自分自身を第三者目線で見て客観視できるか?」というのが重要なこと。そして、自分自身のことが見えていない人の共通点として「自分の異なる希望同士が矛盾を抱えている」という場合があります。

 例えば、ある程度自立して自分自身で好きなことを仕事にしている人がいいなあと言いながらも料理や家事を完璧にこなす女性を求めていたら、そんなスーパーサイヤ人的女性はそうそういないので「矛盾」と言ってもいいはずです。

「何を優先して求めるのか?」がとても重要で、その優先事項以上のものは2人の関係からつくっていけばいいのです。この矛盾を冷静に分析していき、本当に自分が求めている結婚という生活の中で譲れないものは何なのか? コンサルの中で重要視してお話しするようにしました。結論、彼は今、同い年のとてもかわいらしい彼女と同棲をしています。

◆理想を整理すると自然と答えが見えてくることも

 彼が具体的にやったことは、まず自分が彼女と関係をつくるうえで求めていない「嫌なことリスト」を文字にすること。トシヒコさんの場合、「気を使いすぎること」という点が入っていました。

 そして、その後に関係をつくるうえで大切にしたい「やりたいことリスト」も考えてもらいました。「デートでディズニーランドへ行きたい」などの小さなことから「告白は自分でしたい」などまでさまざまな項目が挙がりました。「してほしいことはできるだけ言ってほしい」ということも書いてありました。

 その2つのリストで出た矛盾を分析し、どんな人が自分にあうのかを考えたとき、トシヒコさんが友人だと思っていた1人の女性が意識できる存在になったのです。

 彼女に好意があることはなんとなくわかっていたようですが、自分から好きになることを美徳としていたため、ずっと見て見ぬふりをしていたよう。しかし、誰よりもトシヒコさんを理解してくれる彼女が大切な存在だと気がつけたとのことです。顔はまったく好みのタイプではないと言っていましたが、自分の理想を分析することでどういう選択を自分がするべきなのか理解できたと言っていました。

「どんな人が合うのか?」「自分がなぜうまく相手が見つからないのか?」というモヤモヤを解決するには思考を整理し、客観視することはとても効果的です。

 ぜひお試しくださいね。

【山本早織】
1985年、東京生まれ。アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は婚活をしている男女に対して、恋愛コンサルタントとして「好きな人から愛される方法」を伝授する。ブログ「あなたの幸せはなんですか?-結婚につながる恋のコンサルタント-」、メルマガ「結婚につながる恋のコンサルタント山本早織があなたの恋のお悩み解決し、最高の結婚生活の作り方も教えます」が配信中

―[結婚につながる恋のはじめ方]―

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