注目アプリ“Pinterest”の使い方。早く始めれば儲けのチャンスも!?

日刊SPA! / 2020年7月8日 6時52分

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◆わずか1分で登録完了! 使い方が簡単なわりにメリットが大きいアプリ

 ヨーロッパやアメリカでは既に流行しているビジュアル探索ツールの「Pinterest(ピンタレスト)」。日本でもユーザーが増え始めていて、本格的に流行る兆しを見せている。しかも、写真を投稿する必要がないので気軽に始めることができ、ビジネスアカウントでは自社アイテムの売り上げ増や、ウェブサイトの流入増にも役立つという。

 ただ、具体的に何から始めればいいのかが分からないという人も多いのでは。そこで、Pinterest Japan 広報担当の高橋氏に使い方について教えてもらった。本記事を見ながら実際にやってみてほしい。

◆使えば使うほど生活習慣・志向にカスタマイズしてくれる

「登録の仕方は至って簡単です。メールアドレスを入力後、自分の気になるトピックを選択するだけ。あとは気に入った写真をどんどん保存してください」

 実際に筆者もPinterestのアプリをダウンロードしてみると、

メールアドレスを登録→好きなトピックを5つ選択→おすすめの写真が表示される→気に入った画像を保存

の流れで、1分もかからずに登録ができた。

 なかには、気に入った画像を保存していくだけで何のメリットがあるのかと思う人もいるだろう。

「たとえば、ネイビーのスーツが欲しい人がいるとします。すると“ネイビースーツ”というボードを作成し、そこに気に入ったネイビースーツの画像を保存していきます。すると、Pinterestがその人の好みを判断して似たようなネイビースーツの画像をオススメしてくれるようになります。また、画像から保存元サイトにアクセスできるので、新しい情報や気に入ったスーツを購入できます」

 SNSを使っているインフルエンサーや、媒体を持つ企業にとってもPinterestは有用だ。

「PinterestにSNSのコンテンツを投稿することも可能です。画像なので言葉がそれほど必要なく、世界中からアクセスされます。さらなるオーディエンスの獲得も可能です」

◆ビジュアルでアイテムを検索できるのがPinterestの強み

 Pinterestはユーザーからのフィードバックを反映した便利な機能を随時追加している。たとえば、“ズームイン機能”や“レンズ機能”といったものだ。

「右下の虫メガネマークをタップすると、その商品の類似画像が出てきます。これが“ズームイン検索”です。また、“レンズ機能”は実際にあるものをカメラで撮影すると、それに似た写真を検索できます。たとえば、花の名前が分からないときにその花にカメラをかざして“レンズ機能”で検索することもありますね。お店で気に入った椅子があったときには、“レンズ機能”で探して、似たようなビジュアルの椅子を購入することも可能です」

 今までは文字で検索するのがメインだったが、ビジュアル検索の機能の精度の高さには驚く。

 また、Pinterestがすでに広まっているヨーロッパでは、“ピンコード”というQRコードに似た機能がよく使用されている。

「“ピンコード”はQRコードのようなものです。ビジネスアカウントを持っていればすぐに発行できるものでして、オフラインの店舗などのキャンペーンでよく使われています。海外ではよくスーパーマーケットで使用されています。商品のそばにある“ピンコード”をカメラにかざすと、その商品を使ったレシピが検索できます」

 日本でも“ピンコード”が使用されたケースが徐々に増えてきている。

「東急ハンズと家具メーカーのカッシーナが過去にやっていたのですが、商品の隣に“ピンコード”を置いておくと、その商品の具体的な使用例をPinterestで見ることができます。あとは売りたい商品がたくさんあるのに店舗に並べきれないというときにも、“ピンコード”をかざせば他の商品とともに紹介できる。Pinterestをオンライン上のショールームのような感覚で使って頂きました」

◆日本で特に人気のジャンルはDIY

 Pinterestで人気のジャンルの画像はあるのだろうか。

「ファッション、ビューティー、インテリア、フードといったジャンルのピンはパフォーマンスが高くなっています。それゆえ、そのジャンルのビジネスアカウントも多いです。あとは動画の投稿も注目度が高いですね」

 日本で特にパフォーマンスが高い投稿もあるのか聞いてみた。

「日本で人気のジャンルはDIY。ハロウィンの子供の衣装や、収納のための仕切りボックスの作り方とか。そういうものが日本ではかなり検索されています。あとはイラスト系も人気。デザインのインスピレーションとして使われていると聞いています」

◆Pinterestで重要なのはフォロワー数ではない

 もし、30~40代の男性がPinterestを始めるとしたら、どんなジャンルの投稿やボードを作ればいいのか。

「ガジェット系や車、時計、スーツファッション、髪型、スニーカーとかは男性に人気のジャンルです。このような投稿を増やすと、他のユーザーにピン(投稿を保存すること)されることが増えるでしょう」

 また、SNSだと人気度を測れるのはフォロワーの数だが、Pinterestではフォロワーの数は関係ない。

「Pinterestで指数として重要視されているのは、ビューワー数です。どれくらいの人がその人のピンを見ているかで、そのユーザーの人気度がわかります。フォロワーが少なくても投稿が面白ければ、その投稿がどんどんピンされていき、多くの人が見ることになります。フォロワーとビューワー数はそれほど関係していないですね。もし、月間閲覧者数が1000万人だとすると、1000万人がそのユーザーのコンテンツを見ていることになります」

 フォロワーとビューワーが関係していないプラットフォームは新鮮だ。しかもPinterestのユーザーの場合は、「何かを探している」というマインドなのでその商品に対してかなりポジティブ。これは広告業界がのちに注目するのは間違いないだろう。

◆個人利用ではビューワー数を上げてインフルエンサーに!

 では、ビューワー数を上げるにはどうすればいいのか。

「先ほどのファッション、ビューティー、インテリア、フードのジャンルだとパフォーマンスが高くなると思います。なおかつ美しいビジュアルのものだとさらに注目度は高まると思います。また、80%近くがモバイルで使用しているので、見やすいように縦長の画像にするのもポイントですね」

 個人利用でもユニークなアイディアの発信や、自分でモノづくりをしている人ならば、ビジネスにつなげるチャンスがある。今のうちにコツコツとビューワー数を挙げて、影響力のあるアカウントを作れれば、インフルエンサーとして活躍できるかもしれないし、ビジネスアカウントなら自社の売り上げに貢献できる可能性も。みんなが手をつけていない今ならまだ早いほう。挑戦してみるべし。

<取材・文/すずきおさむし>

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