「感染者の増加が嬉しい」彼氏がテレワーク廃人に…嘆く彼女

日刊SPA! / 2020年7月20日 8時54分

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 ウィズコロナのテレワーク導入とともに「もう出社したくない……」と嘆く会社員たち。これまで、「テレワークが快適すぎる会社員」として在宅勤務によって廃人化していく都内のIT関連会社に勤務する男性=吉川春樹さん(仮名・30歳)と、同棲している恋人の美香さん(仮名・29歳)に取材を行ってきた。

 毎日、同じ服を着てゴミを部屋にためこむ吉川さんに頭を抱えていた彼女の美香さん。そんな2人だが、最近はある深刻な悩みを抱えているという。

◆感染者の増加が嬉しい…

 緊急事態宣言解除から早1か月半。ほとんどの企業が出社再開されている中、最近の吉川さんの様子を聞いてみた。

「今もテレワークは継続しているのですが、やはり在宅だけでは限界があるのか、時々出社させられるようになってきてイライラしています。先日も、会社でシステムエラーが起きたので出社してくれと言われたばかり。それも自宅で出勤打刻をした、すぐ後にですよ。仕方なく会社には行きましたが、タバコは吸えないわ、エラーは直らなくて昼休憩は取れないわで終始イライラしていましたね。

 でも、その矢先に都内で感染者が急増したのはラッキーでした。感染者が増えれば出社しなくて済むので、今はニュースで感染者が増える度に『イイぞ、もっとやれ!』と心の中で密かに叫んでいます(笑)」

 相変わらず、不謹慎の塊のような吉川さん。6月下旬から少しずつ以前のような勤務体制に戻りつつあるというが、およそ3か月に及ぶ怠惰したテレワークを続けていた吉川さんには、ある異変が起きているという。

「仕事が遅くなった気がするんです。この前も本社に提出する業務報告書を僕を含めるグループリーダー3人で作成していたのですが、全然文章がまとまらなくて。他の2人とZoom通話しながら作成してたのですが、『吉川さんのここはナシでいいよね』とほとんどの部分を添削されたんですよ。何度も書き直しをして、ようやく完成したのは22時過ぎ……。出社していたら早く帰りたい一心ですぐに書き終えられるのに、自宅だとついダラけてしまうんですよね。

 それに、社内付き合いも最近は面倒くさくて仕方ないんです。自粛解除直後に同僚から、テレワーク続きだから社内コミュニケーションのために家飲みを提案されて『吉川くん家はどう?』と言われたのですが、なんで会社の奴を家に呼ばなきゃいけないんだと。思わず『うちより、○○さんの家のほうが広そうじゃない?』と他の社員の名前を出して話を逸しましたよ……」

 テレワークによって体力低下などが起こる『アフターコロナ症候群』にかかる人が増えているというが、今の吉川さんはまさにその状態なのかもしれない。しかし、さらに深刻な問題があると思い口を開くのは、吉川さんと同棲中の恋人の美香さんだ。

「あまり人に話すことではないのですが、コロナ以前に比べると明らかに彼の性欲が落ちた気がするんです。以前は月2、3回ほどだった夜のほうも今ではさっぱり。2人ともテレワークでずっと家にいて、浮気の可能性がゼロに近いからこそ余計に心配なんですよね。ほとんど家から出ないのでそこまで疲れていないと思うのですが、以前よりも長く寝るようになったし1度眠ったらピクリとも動かない。寝てる間はもちろん、朝でも以前のような元気はナシ。もはや、老人のようです……」

 他にも、同僚への愚痴が増えたり、終業直後に寝落ちして深夜に目が覚めるなど、吉川さんの異変を感じていると話す美香さん。しかし、当の吉川さんは「しばらくは出社しなくて良いのでラッキー」と、ストレスは一切感じていない様子。果たして今の生活が続いてしまったら、吉川さんはどうなってしまうのだろうか……。テレワークで起こる問題は深刻な域に達しているのかもしれない。<取材・文/結城>

―[テレワークが快適すぎる会社員]―

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