プライベートは“外に出る系”の女優・井桁弘恵「家でじっと…ができなくて」

日刊SPA! / 2020年9月4日 15時48分

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―[focus on!ネクストガール]―

◆♯2 井桁 弘恵さん(後編)

“今後輝いていくであろう女優やタレント”をピックアップする連載『focus on!ネクストガール』。

 前回に続き、『仮面ライダーゼロワン』での好演も記憶に新しく、モデルはもちろん、ドラマやバラエティに加え、今後、舞台出演なども控える井桁弘恵さんのキャラクターに迫る。

◆浅草で王道の食べ歩きルート

――バラエティにも出演していますが、実際に出てみてどうですか?ドラマとは使う筋肉が違ったりします?

井桁:楽しいです!いや、楽しいんですけど、やっぱり未知の世界というか、テレビで観ているのとその場に入るのって、全然違うなあと思って。

 この前、それこそ『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)の収録があったんですけど、バラエティの笑いの流れってあるじゃないですか?その中でトークを振られた時に、これどっちだ?これどっちにいけばいいんだ?みたいなのがあって……あ、難しい、と(笑)。皆さん、すごく頭を使われているので、私もただいるんじゃなくて、もっと楽しく面白くなれたらいいなってっていうのはありますね。

――今後、出てみたいバラエティってありますか?

井桁:ロケが好きです。『ZIP!』をやらせてもらっていた時、街頭インタビューも好きでしたし、お店へ行って交流もありつつ美味しいものも食べてみたいなロケはすごく好きだったので。『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)が、今いちばん出てみたい番組かな。

 そこで、もちろんファッションコーデ企画なんかもやりたいんですけど、それよりも、駅でいっぱい走ったりとか、いっぱい食べて、みたいな企画をやりたいなあって思ってます。

――地元、福岡でのロケとか?

井桁:いやー、もうやりたいです!ホントに。

――福岡でロケをするとしたら、どの辺を案内したいですか?

井桁:地元が百道(ももち)っていう海の所なんですけど、そのあたりにも美味しいお店がありますし、学校の近くの西新(にしじん)商店街っていうところもけっこう有名で。今は、お店がどう変わっているか分からないんですけど、行きたいです、地元へは。

――東京だったら、どの辺りに?

井桁:浅草とか好きで、けっこう行ってました。コロッケ食べて、メロンパン食べてみたいな、王道ルートで遊んでましたね。あと抹茶がめっちゃ濃いアイスとか。食べ歩きとかもしたいです。絶対、楽しい!

◆いつかガチなバンジージャンプに挑戦したい

――仕事以外では、何かしたいことってあります?

井桁:地元に帰りたいです。あとは夏なので、スキューバダイビングをしたい!1年前ぐらいに1回やったんですけど、その時すごく楽しくって、もう1回やりたいなあと。あわよくばライセンスもとってみたいなのはありますね。あとは、バンジー!バンジージャンプ!

――アクティブですよね(笑)。

井桁:そうですね。考えたてみたら全部、外に出る系(笑)。けっこうアクティブですね。バンジージャンプは、いろいろなところで言ってるので、いつか行けないかなあって思ってます。友達を誘っても、なんか乗ってくれないんです、みんな「私、いいやー」みたいな(笑)。

 茨城の竜神大吊橋とか、やるとしたらガチなやつです!……とか言いつつ、絶対ビビりはするんですけどね。でも、ずっとピーターパンに憧れてて、その……“粉”に憧れてたので。分かります?あの「ティンカーベルの粉」です。一瞬でも味わえたらなあって思います。

◆家でじっとしてられない性格

――プロフィールを見ると、体育系づくしな育ち方をしてきた感じですか?

井桁:そうですね、小さい時から、けっこう外で遊ばせてもらえてたんで。漫画を読んだこともなかったから、最近になるまで漫画のちゃんとした読み方がわからなくて。ゲームも、頭を使う系のゲームしか買ってもらえなかったので、それをするくらいなら、外でキャッチボールしようって言って、友達と遊んでるようなタイプでした。

 だから、家でじっとできない性格になっちゃったのかもしれないです。本は買ってくれる家だったんですけど、ずっと家で本を読む集中力は、たぶんなかったんでしょうね。

 駐車場に壁があって、1人でずっとそこにボールを投げてたりとか、小学校からテニスしてたのでずっと壁打ちしてたりとか、ホントそういう記憶しかないです。家で1日中、漫画を読める人とかいるじゃないですか、それができなくて。

――1日中、漫画を読めちゃう人ってどう思います?

井桁:いや、すごいなって思います。私は、NETFLIXなんかも1日中は観れなくって、それなら寝ちゃうんですよ。もう、寝るか、家でるかみたいな(笑)。そこの集中力がある人は、自粛期間とかには強いなあって思って。

 家にいる方がむしろ楽しかったっていう人、けっこういるじゃないですか?……あ、すごいな。それもひとつの強みだなあって思って。私はもう、ずっと1人でうずうずしながら外を眺めてるばかりで。

――そんな井桁さんが最近読んだ漫画ってなんですか?

井桁:知り合いから『五等分の花嫁』(講談社)という漫画を「14巻で終わるから」って言って勧められて。4巻分まではアニメになっているから、まずアニメを観て、そうすればあと10巻なので、それを借りて。もう義務ですよね(笑)。読まなきゃ!明日返すぞ!ぐらいの気持ちで読まないと、集中切れちゃうから。それはがんばりました。ホントに、それくらいかも。

◆「空飛ぶか海潜るかしか、今でてこない(笑)」

――やってみたいスポーツはあります?

井桁:やってみたいやつ?最近ゴルフを始めて、それはすごくやってみたかったので、まんまとハマっちゃったんですけど……コースもハーフを2回まわりました。楽しいですね。やりたいのっていうとなんだろうなあ?卓球も好きで……でもこれもやったことはあるので、なんだろう?スカイダイビングとか(笑)

――もうひたすら飛びたい!っていう(笑)

井桁:そう、空を飛びたいんですよ!空飛ぶか海潜るかしか、今でてこない(笑)。あとは、いとこがフェンシングの選手をやってるんですけど、やってみたらどんな感じなんだろうっていうのはありますね。見たことしかないんですけど、あの静寂な感じ。

 それに話を聞くと、あたったら痛いっていうし、でも格好良いじゃないですか、あの空間。だから1回、やってみたいですね。いとこがやっているうちに、1回やらせてもらいたいなあと思ってます。他は、ネイチャー系の自然な遊びしか浮かばない(笑)

――根っからアクティブな感じなんですね?

井桁:躊躇しないタイプなので!『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ)とか、そういうのもやりたいです。もう何でもやってくださいっていう。

◆全然! 虫食べますって感じ

――『東大王』(TBS系)への出演とかを観ていて、インテリ系も目指しているのかと思っていました。

井桁:いやー、全然!虫食べますって感じ(笑)。ホント、死ななきゃいいやっていう気持ちなので。

――その思い切りって、現場で活かせたりしています?

井桁:『仮面ライダーゼロワン』は、それこそ砂埃の地面を転がったりとか、もう砂があらゆるところに入るくらいのところでアクションしたりとかっていうのがあったので。

 泥っぽいところとか、普通の人だったら、ここで寝転んでって言われたら、けっこうキツいだろうなみたいなところもあったんですけど、私は、まあ洗うしいいか、待っときますよ、ここで待っときます!と(※言いながら、横に寝転がるポーズ)毎回、毛布を用意してくださるんですけど、もう濡れてるしな……いいですよ、そのままで!みたいな。

 本当に苦手な方ってダメじゃないですか、それこそ虫もちょこちょこ動いてるとか。でも『仮面ライダーゼロワン』は、山にも行くし森にも行くし、もうカエルとかバッタとか、うじゃうじゃいるところなんで……普通にバッタを捕まえて、こうして!(※バッタを捕まえて、顔の前でその手を開くポーズ)そういうのを楽しめる性格は良かったなって思います、この仕事には。

◆お芝居もバラエティも、全部、全力でがんばりたい

――今後、チカラを入れてみたいジャンルってあります?

井桁:そうですね、難しいな。本当に、いろいろなところで求められるように、その場その場で毎回ベストが尽くせればいいなと思ってます。すごくバラエティに呼ばれるようになったからといって、お芝居の方で呼ばれなくなったらそれはそれで悔しいですし、だから求められている以上は、全部、全力でがんばりたいなっていう。

◆桝アナを見て、プロだなぁって

――会ってみたい方はいます?

井桁:綾瀬はるかさん!お肌、綺麗じゃないですか。綾瀬さんに会ったことがある方に聞いたら、もう良い話しか聞かない。すごい素敵な方っていう印象があるし、綾瀬さんが出られてる映画が好きなのもあって、お会いしてみたいです。

 お会いできて嬉しかったのは、桝太一アナウンサー。桝アナウンサーは『ZIP!』でお会いして、本当に優しい方だし、すごく素敵だなぁと思って。桝さんの人柄の良さと仕事の凄さっていうのを生で見ることができて良かったなって思います。

 例えば、緊急地震速報が出た時の対応……スイッチの変わり方、非常時と楽しいコーナーの時との切り替えとか気配りとかもホントすごいなと思って。あれはたぶん、現場に行って見ないと分からないじゃないですか?テレビで観ても、もちろん伝わりはするんですけど、その裏ですごくチェックして調べてる姿とかが格好良くて、なんかプロだなあって思いました。

――生放送はどうでした?

井桁:『ZIP!』の中で私が時報を言うところがあって、ホントにカンペ2行とかなんですよ。もう覚えられるくらいの分量なのに、ハァハァ……ってなって、緊張していたのはすごく覚えてますね。

 担当をやらせてもらうのは嬉しいことなんですけど「はー、きたー」「私の時報、きたー」と思って。その時はカンペを見るのも苦手だったんですけど、担当した1年間を経て、どのタイミングで見たらいいのかっていうのがなんとなくなんですけど、分かってきた気はします。

――井桁さん自身の出演した番組は観ますか?

井桁:基本は観るようにしているんですけど、ちょっと不安な時は、こう(※目線をそらすポーズ)流してます。流しつつ「はー、こんな感じね」っていう……分かるんですよ、やらなきゃいけないし、観て反省しなきゃいけないのは分かるんですけど。(バラエティ番組で)あそこは使われなかったんだみたいなのを考えたりとか、あそこはこういう風に繋がったんだみたいなのは、サラっと観るようにはしています。

 でも「あれ?あそこ、なんか私しゃべってたよなあ」「あー、無くなってるー」と気づくと「わあ…」とは思いますね(笑)。やっぱだめかあ、厳しいなあって思ったりします。もっと、さらに素が出せればいいなあとは思いますね。

******impression******
 彼女のアクティブなキャラクターや、バラエティなどへの向き合い方へ迫ってみた。インタビューをしたこの日の夜に、ボクがプロデュースしている番組logirl『小川紗良のさらまわし』へも出演してもらった井桁さん。そこでは大学の同級生だった女優・小川紗良さんとの共演を果たしている。

 インタビュー時よりもさらに、彼女の素顔が垣間見える感じで、女子同士、より等身大の“懐かしトーク”が繰り広げられた。ふたりが知り合ったきっかけ「入試の時に可愛いコを見つけて、このコとは絶対友達になろうと、井桁さんから、いきなり声をかけに行った」というエピソードからは、まさにアクティブな井桁さんのキャラが伺えたり。

 この収録前の楽屋へ伺った時、ボクが担当であることを知らなかった彼女のリアクションは、決して大袈裟に驚くでもなく、ちょい困惑の笑顔を見せながら「…え?デジャヴ?!」。素の表情と、バラエティ的に完璧なコメント……これはもう120点フルマークです。

【井桁弘恵(いげた・ひろえ)】
1997年2月3日生まれ。福岡県出身。早稲田大学人間科学部卒。上京後、本格的に芸能活動を開始。2017年『ZIP!』リポーター、2018年「ゼクシィ」11代目CMガールなどを務める。2019年『仮面ライダーゼロワン』に、仮面ライダーシリーズ初の「スタート時点から登場する、女性ライダー」“刃唯阿”として出演。9月21~22日には、日生劇場での舞台“三島由紀夫没後50周年企画『MISHIMA2020』”『橋づくし』への出演を控えている。

取材・文/鈴木さちひろ 撮影/山田耕司

【鈴木さちひろ】
武蔵野美術大学大学院卒。テレビ朝日にて番組等のプロデュースを行なう。ほか、作詞や脚本の執筆、舞台の演出・プロデュースなどを手掛ける。

―[focus on!ネクストガール]―

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