『ドラクエウォーク』に懐かしの「ドラゴンクエスト あるくんです」が実装!巻き返しなるか?

日刊SPA! / 2020年9月20日 8時30分

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『ドラゴンクエストウォーク』公式サイト

―[絶対夢中★ゲーム&アプリ週報]―

 昨年9月12日に配信開始されたシリーズ初の位置情報ゲーム『ドラゴンクエストウォーク』。配信当初は、同ジャンルで先行していた『ポケモンGO』を超える勢いでしたが、最近は国内のセールスランキングが2ケタ順位で推移し、人気は失速気味となっていました。

 しかし配信1周年を機に、新機能を追加した大型アップデートを実施。『ポケモンGO』がユーザー同士の傷害事件や多発するバグなどでトラブル続きのなか、『ドラゴンクエストウォーク』は巻き返せるのでしょうか。

 今回のアップデートの目玉はライフログ機能「あるくんですW」。1998年に発売されたスライムの形をした携帯型ゲーム機「ドラゴンクエスト あるくんです」がルーツになっています。当時はキーチェーン型電子玩具「たまごっち」が空前の大ブーム。そこに歩数計の要素を追加し、歩数が経験値となってスライムを育てていく内容が好評でした。

 1999年に第2弾の『ドラゴンクエスト あるくんです2 そして、しあわせに…』、間をおいて『ドラゴンクエスト あるくんですリターンズ』(2011年)が発売されましたが、その後シリーズは途絶えていました。

 今回は『ドラゴンクエストウォーク』内に、ヘルスメーターのシェアで世界トップクラスのタニタ監修のもと、「あるくんです」の機能が追加。毎日の歩数をカウント・記録でき、スライムを育成するミニゲームが遊べるようになりました。

 プレイヤーはスライムの妖精の赤ちゃんを預けられ、育てて一定期間経過で開催されるコンテスト入賞を目指していきます。まずはプレイヤーの年齢や体重、一日の目標歩数を入力。歩数に応じてスライムに経験値が入ります。初代『ドラゴンクエスト』のアレフガルドを救う要素「あるいてストーリー」も搭載されています。

 ゲーム本編から独立しているため、『ドラゴンクエストウォーク』を少しだけやってやめてしまったユーザーや、当時「あるくんです」にハマったユーザーも気軽に遊ぶことができます。

「タニタアルゴリズム」で歩数に応じた消費カロリーが計れ、当日と前日の消費カロリーに基づき、「プリン」「鮭茶漬け」などオススメメニューが表示されるのも面白い点。

 レベルやタップした回復スポットのマークによってスライムが「みずたまスライム」「グリーンスライム」……とさまざまに変身していきます。本編と同じくアプリを立ち上げていなくても歩数をカウントしてくれます。

 この「あるくんですW」に加え、本編ではおなじみの職業「踊り子」「遊び人」が追加。また、1周年記念イベント「導きの英雄たち」も実施中です。

 9月になってだいぶ涼しくなり、散歩するのも楽しい季節になってきました。位置情報ゲームは、『ポケモンGO』のナイアンティックの新作として発表された名作ボードゲーム『カタン』の位置情報ゲーム版や、生誕40周年を迎えた『パックマン』が現実の世界で楽しめる『PACMAN-GEO(パックマン ジオ)』などが近日配信予定。

 新しい位置情報ゲームのライバルが登場するなか、『ドラゴンクエストウォーク』は生き残っていけるのか、そして4周年を超えてもいまだ不動の人気を誇る『ポケモンGO』に並ぶ存在となれるのか。ポテンシャルのある『ドラゴンクエスト』シリーズのコンテンツを活かした今後のアップデートにかかっていると言えるでしょう。

【卯月鮎】
ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も

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