“イタい”認定されない、オフィスカジュアル向けコーデの正解とは

日刊SPA! / 2020年10月19日 8時54分

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MB氏推薦のオフィスカジュアル向けのコーデ。(左から)コンフォートジャケットでクラシックなセットアップ、足元にライトソールドレスシューズでドレスライク、メガネをかけることで知的な印象をUPさせた例

◆目指すべきは「オシャレ」ではなく「無難」

 人生も40年を過ぎると重荷になってくるのが“オシャレ”。であれば、せめて他人に悪印象を与えない“無難”なファッションは習得したい。テレワーク全盛のビジネスシーンで私服のセンスが問われるこの時代、中年コーデの最適解を考える。

◆価値観をアップデートして“イタい”服装から脱却せよ!

 自宅でのZoom会議やちょっとした外出時の自分のファッションは正解なのか? コロナ禍で私服率が上がると図らずもイタい服装を晒すケースが急増している。SPA!で連載中のメンズファッションプロデューサー・MB氏は語る。

「イタい服装をしてしまう中年男性の多くは自分の価値観をアップデートできていない人。特にファッションは流行の変化が速く、興味のない人はあっという間に取り残されてしまう。

 “流行は繰り返す”という格言がありますが、よく観察すると同じアイテムでもシルエットなど細部に変化が出る。“今はこれがはやってるようだ”と昔のアイテムを引っ張ってくれば即“イタい”認定されてしまいます」

 MB氏推薦のオフィスカジュアル向けのコーデ、ユニクロのコンフォートジャケットとエクストラファインメリノクルーネックセーターとスマートアンクルパンツに、GUのライトソールドレスシューズの組み合わせは、いかにも無難に見えるが、細部には随所にアップデートが施されている。

「一見、クラシックなセットアップですが、ジャケットもパンツもゆったりとしている。緊張感のあるアイテムをサイズで気崩すのが今風。

 柄や色を使ったわかりやすい“オシャレ”ではありませんが、そういったアイテムは失敗の原因。初心者はまず、誰にも文句を言われない無難なコーデを目指すのが間違いないでしょう」

◆見た目はドレスライクでも、快適な着心地で、印象も作業効率もUP

 誰にも嫌悪感を抱かせない正解コーデ、次のオフィスカジュアルの例は靴に注目。

 足元にライトソールドレスシューズ(GU)を選ぶことで、外見がドレスライクなだけでなく、履き心地も抜群。ブラウンを選びパンツと色みを合わせることで脚長効果も期待できる。そこにユニクロのエクストラファインメリノVネックカーディガンとエクストラファインコットンプルオーバーシャツとEZYアンクルパンツを組合させた。

 MB氏がこう解説する。

「トップスのシャツは被って着るタイプ。そのため、お腹回りを広めに作っており、肩はジャストサイズで着ても、ウエストの中年太りをキレイに隠してくれる。

 また、ボトムスのEZYアンクルパンツは膝から裾にかけて細くなるタイプ。全体のシルエットが美しくなります。ベージュはややカジュアルな印象の色み。上半身のドレスライクな印象をほどよく打ち消すのに有効です」

◆オンライン会議時のコーデ

 最後は自宅でのオンライン会議時を想定したコーデだ。

「ポイントとなるのは上半身。インナーはリラックスして着られる白Tシャツですが、襟が高いモックネックとなっており、ややドレスライクな印象のアイテム。

 ジャケットのコンフォートブレザーは生地のストレッチがかなり効いており、通常のものよりも快適な着心地。自宅で着用したままくつろぐことも可能で、まさにリモートワークの時代におすすめのコーデです」

<取材・文/週刊SPA!編集部>

【MB】
ファッションバイヤー。最新刊『最速でおしゃれに見せる方法 』『最速でおしゃれに見せる方法』『幸服論――人生は服で簡単に変えられる』ほか関連書籍が累計100万部を突破。ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法」、ユーチューブ「MBチャンネル」も話題に。年間の被服費は1000万円超!

―[嫌われない中年ファッション]―

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