「ユニクロ×JWアンダーソン」全アイテムを購入。プロが選んだベスト3

日刊SPA! / 2020年10月27日 8時52分

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ソックス

―[ファストファッション、全部買ってみた]―

 ファッションYoutuberのまとめです。普段はアパレル会社を経営するかたわら、ユーチューブやSNSなどを通じて、ファッションに関する役立つ情報を発信しています。

◆「ユニクロ×JWアンダーソンコラボ」の出来栄えは?

 今回は先日、発売された「ユニクロ&JWアンダーソン」2020秋冬のアイテムを全部購入してきたので、その中からマストバイアイテムを3点紹介します。

 ユニクロ&JWアンダーソンはユニクロと世界的に有名なデザイナーであるJWアンダーソンとのコラボレーションラインのこと。以前、紹介したユニクロU同様、ここ数年、毎年展開され、注目を集めています。

 よくも悪くもクセのあるアイテムの多いこのコラボ。その中で今回、紹介するのはクオリティが高く、間違いのない名作です。何を買うか迷っているという人はぜひこの記事を参考にしてください。

今回、紹介するアイテムはこちらの3つです。

・ダブルフェイスシングルコート
・ソックス
・スフレヤーンハーフジップセーター

◆スタイルがよく見える「ダブルフェイスシングルコート」

 まず、紹介するのは「ダブルフェイスシングルコート」です。

 いわゆるステンカラーコートのデザインで、シャツのような折り返してある襟が付き、着丈が長いコートになっています。そもそもこのコートに限らず、「ステンカラーコート」自体がオススメしたいアイテムなのです。

 シャツのような襟があるタイプのアイテムは襟と顔との対比効果で顔を小さく見せてくれ、今回紹介するようなオーバーサイズのコートであってもスタイルがよく見え、オシャレに見せやすいです。

 一方、チェスターコートだと襟が寝ていて顔周りに何もないため、顔を小さく見せる効果は期待できず、パッと羽織るだけでサマに見せることは意外と難しいアイテムなのです。マフラーを巻いたり、インナーにタートルネックのトップスを合わせたりといったスタイルをよく見せる工夫をすれば、チェスターコートでも簡単に着こなすことができますが、慣れるまではなかなか難しいですよね。

◆使いやすく、万人ウケする正統派のコート

 ステンカラーコートであればそのような工夫をしなくても何となくサマになりやすいので、初心者にオススメなコートなのです。

 ということで、ステンカラーコートというだけでもオススメなのですが、ほかのディテールもシンプルで、特にフロントのボタンが比翼仕立てになっているのがポイントになっています。

 比翼仕立てとはボタンを閉めたときに外からボタンが見えない仕様で、普通のステンカラーコートと比べてよりシンプルで大人っぽい印象を与えてくれます。羽織るだけでサマになりやすく、なおかつ素材感も文句なし。加えてシルエットもキレイに作られているので、間違いのない万人ウケしやすいコートになっています。

◆侮れない高品質だった「ソックス」

 次に紹介するのは「ソックス」。

「ソックスかよ」と思うかもしれませんが、今回のアイテムは本当によかったのでマストバイとして紹介します。

 デザインは一見無地なのですが、よく見るとカラフルな「ネップ」が細かく入っており、履き口の横にはJWアンダーソンのロゴが刺繍されています。

 ネップとは繊維が絡み合ってできる節のこと。生地の中にポツポツと節が浮いて見え、生地に表情が出ることで装飾性が加わります。また、暖かみのある風合いなので季節感も取り入れることができるため、秋冬にぴったりの生地感です。

 いわゆる柄ソックスはどこで買えばいいのか、どんなデザインを選べばいいのかなど、実際に取り入れようと思ってもなかなか難しく、多くの人が無地ソックスを選びがちかと思います。

 ただ、意外とソックスは見られているので、そこにも気を配った方がよりオシャレに見られやすくなるものです。

◆ハイブランドの1万円ソックスといい勝負

 とはいえ、なかなかこういったオシャレなソックスをユニクロが出すことは少ないですし、ハイブランドでいいデザインのものを購入しようとすると靴下なのに1万円を超えることもあります。なかなか手を出しづらいのが現状なので、この機会に絶対に手に入れてほしいアイテムです。

 こちらのソックスは4色展開ですが、その中でもグレーとネイビーがオススメ。特にグレーはかなり使いやすい色味なので、まずは1色買って試してほしいです。

 実際に履いてみたところ、履き心地もかなりよく、しっかりした作りになっています。本当に申し分のないソックスといえるでしょう。

 個人的にはマストバイアイテムを一つだけ選ぶとしたらこのソックスをオススメしたいくらい本当に気に入っています。

◆着心地抜群の「スフレヤーンハーフジップセーター」

 最後に紹介するのは「スフレヤーンハーフジップセーター」。

 スフレヤーンはふんわりと起毛させた素材感が特徴で、柔らかく軽量で着心地がいい素材です。この起毛感のおかげで秋冬らしい表情も出ていますし、ニット特有のチクチク感がまったくなく、着心地抜群。ニットを着たいけどチクチク感が苦手という人に特にオススメしたいアイテムです。

 こちらのようなハイネックになっているアイテムはコーディネートの際、非常に重宝します。顔周りに生地があるので、生地との対比効果で顔が小さく見え、コートのインナーにも役立ち、一枚でシンプルに着用してもオシャレに見せることできます。

 季節感を出しつつ、スタイルをよく見せてくれて大人っぽさも担保し、一枚でもインナーとしても使える、非常に万能なアイテムといえるでしょう。

 また、ハイネックのセーターは首周りがチクチクしてしまうことも多くありますが、今回のスフレヤーンセーターであればそのチクチク感もないので、その点でもオススメできます。

◆生地と同じくらい大切な「ジップ」の品質

 もう少しデザイン面についてみていくと、このニットはジップが襟元から胸の真ん中、着丈の半分くらいまで走っている「ハーフジップ」というデザインになっています。

 ジップを首元から裾まで開けられるものは「フルジップ」といい、フルジップが使われているアイテムは前開きのパーカーがイメージしやすいでしょう。逆にジップがなく、かぶって着るタイプのアイテムは「プルオーバー」と呼んだりします。

 ハーフジップ、フルジップとジップがついているアイテムにおいて、ジップパーツの高級感がアイテムを見る上で非常に重要なポイントです。洋服を選ぶ際に生地を見る人は多いと思いますが、パーツも印象を大きく左右します。

 たとえば、シャツであれば、素材や生地感だけでなくボタンが重要だったり、バッグであれば金具などの細かい部分が全体の印象を左右するポイントです。

◆ユニクロらしい着こなしやすい工夫

 このセーターはジップも高級感抜群で文句なしで、そんなジップが隠れるような作りになっています。

 高級感があったとしても、ジップが増えると装飾性が足されて、着こなしのハードルが高くなっていくので、それをあえて見せないことで着こなしやすくなっています。

 この仕様で作ること自体が難しく、このような細かい部分にまで気を配っているのはさすがユニクロといえるでしょう。

 前述の通り、ジップ自体もいいものを使っているので、個人的には見えていてもいいとは思いますし、トレンドから考えれば徐々に装飾性が求められてはいますが、ライフウェアを作るユニクロらしさが現れたデザインになっています。

 まだ今年ニットを買っていないという人はぜひチェックしてほしいです。

◆マストバイ3アイテム、特にオススメの人は?

今回、紹介したのは
・ダブルフェイスシングルコート
・ソックス
・スフレヤーンハーフジップセーター

 ダブルフェイスシングルコートはシンプルなデザインで着こなしやすいロングコートがほしい方にオススメです。ソックスは柄ソックスをコスパよく手に入れたい方は見逃してはいけません。スフレヤーンハーフジップセーターはインナーでも一枚でも使える万能なニットがほしい人にはぜひ手に取ってもらいたいです。

 今回は「ユニクロ&JWアンダーソン」2020秋冬のアイテムの中からマストバイアイテムを3点紹介しました。ぜひ店舗に行ってそのクオリティの高さを体感してみてください。

【まとめ】
株式会社RePLAY代表取締役。ブランドやセレクトショップ、古着、ウェブメディアなどアパレルに関する多彩な事業を運営。ユーチューブ「まとめチャンネル」やブログ、ツイッターでは、おしゃれ初心者にもわかりやすいファッション情報を配信中!

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