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プロ野球「清宮世代」の現在地。村上宗隆に次ぐブレイク候補は誰?

日刊SPA! / 2021年3月5日 8時50分

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画像:北海道日本ハムファイターズ公式サイト

 昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で6月19日からの開幕となったプロ野球だが、今年はセ・パともに例年通りの3月26日からの開幕となり、選手たちはキャンプやオープン戦で実力を磨いている最中だ。そんななかでも、特に活躍に期待が向けられているのは、前人未到の高校通算本塁打111本を記録し、甲子園でも脚光を浴びた北海道日本ハムファイターズの清宮幸太郎内野手だろう。

 勝負の4年目を迎えた今年は春季キャンプ第2クールにケガをして出遅れてしまっていたものの、練習試合では大きな放物線を描くホームランを放つなど好調をアピール。しかし、好不調が激しいうえに入団以降これまでのシーズン最多本塁打はわずか7本止まり。さらに同じポジションのライバルには日本代表の4番候補・中田翔がおり、立ちはだかる壁はまだまだ大きい――。

 そんな悩める清宮を尻目に、彼と同世代の選手たちが続々とブレイクを果たしている。そこで今回は、清宮世代を代表する選手になっている、これからなっていく選手たちを紹介していく。

◆1億円プレイヤーになった長距離砲・村上宗隆

 まずは、東京ヤクルトスワローズの頼れる4番打者として2年連続全試合出場、2シーズン続けて30本近いホームランを放り込んでいる村上宗隆内野手だろう。

 高校時代から通算52本塁打を放つ強打の捕手として注目されていたものの、ドラフト会議では清宮を逃したヤクルトの“外れ1位”。その悔しさにバネに内野手に転向し、猛練習の末、2年目にレギュラーを奪取。球界トップレベルのスイングスピードを誇り、逆方向へも打球が伸びていくのが強みだ。また、ここぞという場面で勝負強さを発揮する集中力も目を見張るモノがある。世代初の1億円プレイヤーとなったのも納得の強打者だ。

◆千葉のゴジラ・安田尚憲は覚醒間近!

 続いては、こちらも清宮の“外れ1位”で入団した千葉ロッテマリーンズの安田尚憲内野手だ。清宮同様に2年目までは伸び悩んでいたが、昨年は初の開幕1軍入り。井口監督の「将来の4番に育てたい」という意向もあり、打率.221、6本塁打、54打点と不安定な成績ながら86試合連続で4番の座に座り続け、技術的にも精神的にも成長。

 クライマックスシリーズでは福岡ソフトバンクホークスのエース・千賀滉大の魔球“お化けフォーク”を巧みにさばく特大ホームランを放ち、将来性を感じさせた。

 今年は春季キャンプで松中信彦臨時コーチから熱心な指導を受けており、ブレイクは目前だ。

◆剛速球で押す“男梅”こと平良海馬

 投手陣の中にもトンデモない逸材がいる。埼玉西武ライオンズの中継ぎとして新人王を獲得した“男梅”の愛称で知られる平良海馬(たいら・かいま)投手だ。ライオンズではおなじみの中村剛也や山川穂高を彷彿とさせるぽっちゃり体型から最速160キロの重いストレートを投げるパワーピッチャーで変化球も多彩。リリーフのみの54試合登板ながら驚異の62奪三振をマークした。今シーズンはプロ野球最高球速の更新も期待されている。

 ほぼ無名の高校時代から一気に球界を代表する投手になった“清宮世代”の出世頭と言えるだろう。

◆ローテーションを守って10勝を狙う遠藤淳志

 先発ピッチャーとして輝きを放っているのは広島東洋カープの遠藤淳志投手だ。ドラフト5位入団ながら、3年目となった昨年は先発ローテーションを守り切って5勝をマーク。持ち味はゆったりとしたフォームから長い手足を使って上から振り下ろすピッチングスタイル。そのおかげで球速以上に伸びのあるストレートを投げることができるのだ。

 佐々岡監督も「10勝以上してほしい」と期待している次世代のカープのエース候補だ。

◆怪力でスタンドに持っていく砂川リチャード

 さらにもう一人、知る人ぞ知る期待の“清宮世代”のプレイヤーを紹介しよう。ドラフト時は育成枠での指名ながら支配下登録を果たした砂川リチャード内野手だ。189センチ、112キロというジャンボサイズのボディを誇るハーフの長距離バッターで昨年は2軍でリーグトップの12本塁打、47打点を挙げて今年1軍入り確実と言われている。芯を外しても簡単にスタンドに持っていくことができる怪力は魅力的。確実性さえ身に付けば、清宮越えも余裕だろう。

 清宮ばかりに注目が集まるこの世代だが、もはや実力や知名度でも彼を追い越そうとする選手がこれほどいるのは意外だったのではないだろうか? 数年後にも“清宮世代”という表現を使用されているかどうかは清宮幸太郎自身の活躍にかかっているようだ。<取材・文/木田トウセイ>

【木田トウセイ】
テレビドラマとお笑い、野球をこよなく愛するアラサーライター。

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