1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

「ロボット掃除機」販売員が本当に買っている3機種と絶対に買わない1機種

日刊SPA! / 2021年4月10日 15時54分

写真

―[家電屋さんのトリセツ]―

 皆さん、こんにちは。関東の某家電量販店に、十数年間務めている店員のスズキです。黒物から白物まで、ジャンルを問わずさまざまな商品の販売に携わり、店長も務めたことがある私が、日々の生活に役立つ家電の情報をお届けしていきます。

◆「ロボット掃除機」の正しい選び方は?

 前回はオススメの「縦型洗濯機」を紹介しました。2週にわたって「洗濯機」の情報をお届けしてきましたが、今回はテーマをがらりと変えて「ロボット掃除機」の「買っている&絶対買わない機種」をそれぞれお伝えしたいと思います。

 皆さんご存知の通り、ロボット掃除機ではルンバが圧倒的な人気を誇ります。ルンバだけでも数多くのロボット掃除機が販売されていますが、ほかのメーカーの商品も負けていません。

 ロボット掃除機の売上げはどんどん伸びていて、多くのメーカーが参入した結果、淘汰されていきました。今も残っているメーカーは、実力派揃いと言っても過言ではありません。そこで群雄割拠の時代を生き抜いた、ルンバ以外のロボット掃除機を選びました。

◆どんな床でもスムーズに対応

 1位はレーザーセンサーを使った空間認識技術「レーザーSLAM」を搭載したパナソニックの「RULO MC-RSF1000」。

 ’20年4月発売で実勢価格が15万円前後と、ロボット掃除機の中でもかなり高価なモデルですが、パナソニックはロボット掃除機を作り続けている数少ない国内メーカーなだけあって、性能は折り紙付きです。

 ロボット掃除機は段差が苦手なのですが、RULO MC-RSF1000は「フロント3Dセンサー」と「アクティブリフト機能」で弱点を克服。

 段差やラグなどの障害物を検知し、2.5cmまでなら本体を持ち上げてスムーズに乗り越えてくれます。掃除の状況をスマホのアプリで確認できたり、Googleアシスタントで音声操作が行えたりするのも便利ですね。

 カーペットやフローリング、ラグなど、あらゆる床の掃除に対応してくれるのでオススメできます。

◆ゴミをかき集める圧倒的な吸引力

 15万円は出せないという方にはこちら。2位には’19年3月に発売されたダイソンの「Dyson 360 Heurist RB02 BN」を選びました。実勢価格は9万円前後の商品になります。

 ダイソンといえば、やはり吸引力。Dyson 360 Heurist RB02 BNも吸引力に優れていて、毎分7万8000回転のモーターで非常にパワルフルです。カーボンファイバーとナイロンの2種類の吸引ブラシが、あらゆるゴミをしっかりキャッチしてくれます。

 本体に厚みがあるので、ソファーの下などの掃除は苦手ですが、特にペットを飼育している家庭だと、抜群の吸引力を生かしやすいと思います。

 また、ほかのメーカーの商品と比べて音は気になるかもしれませんが、ロボット掃除機は外出中に使うことが多いはず。音はあまり心配しなくても大丈夫でしょう。

◆低価格ながら充実した性能

 ロボット掃除機をまずはお試しで使ってみたいという方には、3位に選んだアイリスオーヤマの「IC-R01-W」がコスパ最強。

 ’20年7月に登場した商品で、実勢価格が1万8000円前後と、とにかく財布に優しいロボット掃除機です。

 低価格ながらも、自動充電や最大1.5cmの段差の乗り越え、落下防止など、ロボット掃除機に必要な機能を備えています。

 さらにゴミ掃除だけではなく、水拭き掃除ができるのもポイント。メンテナンスのこともしっかり考えられていて、ワンタッチでゴミを捨てたり、水洗いができたりするのも好印象ですね。

◆複雑な間取りでは任せられない残念さ

 ただし、低価格帯のモデルの中には、イマイチな商品もあります。実勢価格が2万4000円前後のAnkerの「Eufy RoboVac 30C」もオススメできない商品のひとつです。

 モバイルバッテリーで有名なAnkerのロボット掃除機なだけあって、バッテリーの持ちはいいのですが、部屋の間取りや自分の現在位置を把握する機能が搭載されていないのがネック。残念ながら複雑な間取りには対応できませんし、掃除残しも他機種よりも起こりやすい。

 付属の境界線テープを設置して、部屋の一部の掃除を避けられる機能もありますが、いちいちテープを張るのは手間がかかります。専用ブラシが絡まりやすく、掃除が面倒と感じる方も多いです。

◆同じAnker製品にも良品は存在

 Eufy RoboVac 30Cは現行機ながら、’18年11月発売したモデルなので、今回取り上げているほかの商品と比べて少し古いです。

 注意喚起を行う意味でも取り上げましたが、同じ価格帯でAnkerの製品の購入を検討するなら’20年1月発売の「Eufy RoboVac G10 Hybrid」(実勢価格は2万5000円前後)のほうが吸引力が優れていて、水拭きや自動再開機能もあるのでいいと思います。

 ロボット掃除機を購入するときは、家電量販店で実際に動いているところをチェックするのがオススメですが、店舗によっては展示していないこともあります。

 大型の店舗では体験できることが多いので、事前に確認しておくと安心ですよ。

◆〈家電販売員が本当に買っているロボット掃除機BEST3〉

▼1位 パナソニック「RULO MC-RSF1000」 実勢価格:約15万円
レーザーセンサーによる空間認識技術「レーザーSLAM」を搭載した高級モデル。段差に強く、掃除の状況をスマホのアプリで確認したり、Googleアシスタントで音声操作が行えたりする、便利な機能も搭載されています

▼2位 ダイソン「Dyson 360 Heurist RB02 BN」 実勢価格:約9万円
本体に厚みがあるので、ソファーの下などの掃除は苦手ですが、ダイソン製なだけあって吸引力はバツグン。カーボンファイバーとナイロンの2種類の吸引ブラシがゴミを逃しません

▼3位 アイリスオーヤマ「IC-R01-W」 実勢価格:約1万8000円
コスパに優れたロボット掃除機。低価格ながらも、自動充電や最大1.5cmの段差の乗り越え、落下防止など、ロボット掃除機に必要な機能を備えているので、入門機にピッタリ

◆〈家電販売員は選ばないロボット掃除機のWORST〉

▼1位 Anker「Eufy RoboVac 30C」 実勢価格:約2万4000円
現行機ながらほかのモデルと比べてやや古く、価格と性能のバランスがイマイチ。Ankerの製品はバッテリーの持ちがいいので、ほかのモデルを購入したほうがいいと思います

【家電量販店のスズキ】
関東近郊の家電量販店で10年以上働く現役販売員。黒物から白物までジャンルを問わずさまざまな売り場を担当。実績が認められて大型店の店長を務めた経験もあるが、接客のほうが性に合うため、本部に直訴し現場復帰を果たす

―[家電屋さんのトリセツ]―

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング