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「高性能扇風機」販売員が本当に買っている3機種と絶対に買わない1機種

日刊SPA! / 2021年6月19日 15時54分

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※写真はイメージです

―[家電屋さんのトリセツ]―

 皆さん、こんにちは。関東の某家電量販店に、十数年間務めている店員のスズキです。黒物から白物まで、ジャンルを問わずさまざまな商品の販売に携わり、店長も務めたことがある私が、日々の生活に役立つ家電の情報をお届けしていきます。

◆バルミューダの登場以降、一気に注目の家電に

 前回は「高性能エアコン」を取り上げましたが、今回も引き続き、夏向けの家電を選びました。テーマは「高性能扇風機」です。

 今から約10年前、バルミューダの「GreenFan」が登場し、高価な高性能扇風機が注目されるようになりました。

◆夏本番までに吟味のうえ、用意しておきたい

 とはいえ、扇風機は安価な物がまだまだ主流。夏本番になると暑さに耐えられなくなり、安い扇風機を「とりあえず」で購入していく方が多い印象です。

 もちろんそれでもいいのですが、余裕のある時期にしっかりと吟味して、高性能扇風機を選んでみてはいかがでしょうか。

 それでは早速、高性能扇風機で「販売員が本当に買っている3機種と絶対に買わない1機種」をそれぞれ紹介したいと思います。

◆体への負担を軽減する工夫が満載

 1位はやわらかい風を生み出す「トリプル・ネイチャーウイング」を搭載したシャープの「PJ-N3DG」。

 ‘21年4月に登場した新製品で、実勢価格は2万8000円前後になります。

 トリプル・ネイチャーウイングは蝶の羽根形状を模倣したファンに、蝶の翅脈(しみゃく)を模したリブを備えた特別製。

 ムラの少ないなめらかな風に、肌表面の水分蒸発を抑える「プラズマクラスターイオン」を乗せることによって、だるさを感じにくくなり、手足の冷えすぎを抑制してくれます。

◆体臭や料理臭にも効果を発揮

 また、プラズマクラスターイオンは空気の浄化と消臭にも効果覿面。

 扇風機で涼みながら浮遊カビの除菌はもちろん、部屋干し衣類の生乾き臭やソファなどに染み付いた料理臭の消臭、さらに寝具や衣類に染み付いた30~40代特集の体臭も消臭してくれます。

 扇風機にあたるとだるくなりやすいという方にうってつけですが、空気の浄化や消臭でも活躍するので、カビやニオイに敏感な方、小さなお子さんがいる過程でも大活躍してくれると思います。

◆長い時間、風に当たっても疲れにくい

 2位は、蓼科高原の風を再現した「1/fゆらぎ」を採用したパナソニックの「F-CU339」になります。

 この製品も‘21年4月にリリースされており、実勢価格は2万8000円前後と1位のPJ-N3DGと発売時期や価格はほぼ同じです。

 最大の特徴は、「1/f ゆらぎ」の風。体温低下を緩和する効果があり、長時間風に当たっても疲れにくいといわれています。

◆衣類のニオイケアでも活躍

 「温度センサー」で室温を感知し、自動で5段階の風量切り替えてくれるのも快適に過ごせる理由です。

 さらに搭載された「ナノイーユニット」で微粒子イオン「ナノイー」を放出することにより、衣類のニオイケアも行えます。

 上下左右を組み合わせた「立体首振り」にも対応しているのもポイントで、サーキュレーターとしても活用できますよ。

◆空気清浄機としても機能する高級モデル

 機能はもちろん、オシャレにもこだわりたい方に向けて、3位はDysonの「Pure Cool」シリーズから「TP04」を選びました。

 ’19年4月に発売された製品で、ホワイト/シルバー、アイアン/ブルーの2種類のカラーが用意されており、実勢価格は6万円前後になります。

 ほかの製品と比べて高価ですが、空気清浄機として活躍してくれることも考慮すると納得できるはずです。

◆スマホアプリで外からの操作も可能

 TP04は密閉性の高い「グラスHEPAフィルター」と従来よりも活性炭を3倍に増やした「活性炭フィルター」を搭載。

 PM0.1レベルの微細な粒子の花粉やウイルスを99.95%除去し、ホルムアルデヒドなどの有害ガスを取り除いて浄化した空気を送風してくれます。

 ムラのない心地よい風を送ってくれますが、後方に送風する「ディフューズドモード」も搭載されており、風に直接当たりたくない人も快適に利用できます。

 従来モデルと同じく、スマホのアプリと連動して外から本体を操作したり、室内の空気の状態をチェックしたりできるのも便利です。

◆購入の際に注意してほしいのが…

 逆にオススメできない製品には、注意喚起の意味を込めてDysonの「Pure Cool Me BP01」を挙げます。

 TP04と同じく、’19年4月に発売された製品ですが、実勢価格は3万円前後。カラーはホワイト/シルバーのほかに、ガンメタル/コッパー、ブラック/ニッケルが用意されています。

 TP04などのほかのPure Coolシリーズ同様に、グラスHEPAフィルターを搭載されているなど、性能は決して悪くありません。

 Dysonにしては価格も安く、お買い得に見えますが、卓上モデルなので、ほかのオススメ製品のようにリビングなどで使うには力不足です。

 寝室や子ども部屋など狭い部屋ならBP01で問題ありませんが、広い部屋で使いたいならTP04を選びたいところです。

◆選ぶ際には必ず体験してから

 予算を抑えたいならPJ-N3DGやF-CU339など、候補をほかのメーカーの高性能扇風機に絞り込むのがいいでしょう。

 使用したい場所に合わせて適切な扇風機を選んでほしいですが、購入する際は、家電量販店の店舗で実際に風にあたってから選ぶのが安心です。

 短時間風に当たっただけでは気づきにくいこともあるので、できれば長く風に当たるのがオススメですよ。

◆〈家電販売員が本当に買っている高性能扇風機BEST3〉

▼1位 シャープ「PJ-N3DG」 実勢価格:約2万8000円
蝶の羽根形状を模倣したファンに、蝶の翅脈(しみゃく)を模したリブを備えたトリプル・ネイチャーウイングを搭載。ムラの少ないなめらかな風に、プラズマクラスターイオンを乗せることによって、だるさを感じにくくなり、手足の冷えすぎを抑制してくれます

▼2位 パナソニック「F-CU339」 実勢価格:約2万8000円
蓼科高原の風を再現した「1/fゆらぎ」を採用した高性能扇風機。「1/fゆらぎ」の風は、体温低下を緩和する効果があり、長時間風に当たっても疲れにくいと言われています。

▼3位 Dyson「Pure Cool TP04」 実勢価格:約6万円
機能はもちろん、オシャレにもこだわりたい方向け。グラスHEPAフィルターと活性炭フィルターが搭載されていて、扇風機としてだけではなく、空気清浄機としても使えます

◆〈家電販売員は選ばない高性能扇風機WORST〉

▼1位 Dyson「Pure Cool Me BP01」 実勢価格:約3万円
性能は決して悪くありませんが、リビングなど広い部屋で使うには力不足。TP04よりも価格が安いからといってこちらを選ぶなら、同価格帯のほかのメーカーの製品を選んだほうがいいと思います

【家電量販店のスズキ】
関東近郊の家電量販店で10年以上働く現役販売員。黒物から白物までジャンルを問わずさまざまな売り場を担当。実績が認められて大型店の店長を務めた経験もあるが、接客のほうが性に合うため、本部に直訴し現場復帰を果たす

―[家電屋さんのトリセツ]―

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