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声優アイドルユニットi☆Ris「今は自分の見せ方がわかる」9年間で身につけた力

日刊SPA! / 2021年8月27日 15時51分

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下段中央より反時計回りで久保田未夢、芹澤 優、茜屋日海夏、若井友希、山北早紀

 今年結成9周年を迎えた声優アイドルユニットi☆Risが、8月18日に新シングル「Summer Dude」をリリース。20枚目かつ5人体制初のシングルでは、大人の女性の魅力が発揮されている。過去作と大きく変わった衣装を始め、今作のみどころや、声優とアイドル、さらにはソロ活動もこなす彼女たちのハイブリッドさについて話を聞いた。

◆こんな全員で肌を出してる声優のユニット、なかなかいないです(笑)

――今作のみどころとして、これまでと違う“大人の女性感”が強い衣装があると思います。

芹澤 いままでのMVでは、メンバーカラーを入れて作ったアイドル感強めな衣装だったけど、今回はおしゃれ大人な感じの衣装になりました。視覚的にも5人の新体制になった変化がわかりやすくて、いまの大人になったi☆Risの良さが出せたと思います。こんな全員で肌を出してる声優のユニット、なかなかいないですからね(笑)。

――アニメの作品や楽曲を通して接する2.5次元的なキャラクターから、一気に現実の女性感が出たような気がします。

久保田 確かにそうかも。「“彼氏面”できる」ってコメントもSNSやMVのコメント欄にたくさんあったし、見てくれる人たちが、より感情移入しやすくなったんじゃないかって気がします。同性からみても「この子たちかわいい」って思ってもらえたらうれしいですね。

◆最初は別のメンバーに用意されていた衣装だったものも

――それぞれ衣装はどうやって選んだんですか?

山北 たくさん衣装が用意されてて、みんな別々にフィッティングしたんだよね。いま着てる衣装、じつは別のメンバーに用意されてた服だった、みたいな。私、もともとはひみちゃん(茜屋日海夏)のやつだったと思う。

若井 私は最初、優の衣装だったかな。

芹澤 着てみた印象がすごく大事だったので、まずはいろいろ着てみて、それぞれがしっくり来たのを選んだ感じです。

茜屋 さっき撮影中にあらためて思ったけど、みゆたん黄色が似合うよね。

久保田 でも私のこの衣装が決まったの最後だったんです。決まった4人の色が寒色系だったので、暖色にしようってことで真っ黄色になりました。

◆足のキレイな見せ方も9年で覚えてきた

――座りのグループショットでも、みなさんの足のラインがきれいに揃っていて、大人の女性の魅力が発揮されていました。

山北 どうやったらきれいに見えるか、みんなで意識したよね。最近MV集(「i☆Ris Music Video Collection 2012-2020」)を見てたので、いまはみんな成長して、本当に足がきれいになったなって思う。デビュー当時のアキバソフマップの写真持ってるけど、みんなズドーンって感じの足してるから(笑)。

久保田 みんな見せ方を覚えていったよね。特に写真だと、こう写ればきれいに見えるってだんだんわかってくるから。

若井 「Color」のころなんて、そんなことなにも考えず、とりあえず必死だったからね。だんだん、自分がいちばん盛れる角度とかもわかってくるけど。

芹澤 今日の撮影でも、足を組んでるようにみせて、じつは片足だけ空気イス状態なんですよ。ちゃんと足を組むと足がぎゅってつぶれて見えちゃうから。そういうちょっとした知識を身に着けていくんです。

◆恋愛ソングでありつつ、「私たちの歌」でもある

――爽やかな恋愛ソングでありつつ、2番の歌詞はまもなくデビュー9周年を迎えるi☆Risの関係性を歌っていて、ファンも共感できる内容になっていますよね。

茜屋 最初に歌詞を見たときはそうでもなかったけど、レコーディングしたときに「ああ、私たちの歌だ」って感じました。普通の恋愛ソングかと思いきや、2番になると急にいまのi☆Risの曲だなって。

芹澤 私は振りを付けてから感じましたね。特に感じるのは、2番でみんないっしょに踊ってたのに〈ずっとこのままいれたらいいな〉から、さきさまが真ん中にいて、一列にぎゅっとただ並んでるところ。

 1番からの続きで読むと“恋愛の夏の1日”って感じだけど、ここだけみるとi☆Risのことが浮かびます。6人で始まっていまは5人ですが、ここからはみんなでずっと一緒にいれたらいいなって。ここ、好きです。MVでもみんなでイエーイってやってるんじゃないかな。

◆歌割りや振り入れで「わかってるじゃん」って思いました

山北 私のパートは〈いつか遠い未来のどこかで 青春ベストワンになるように〉と〈ずっとこのままいれたらいいな〉。たしかにこの2箇所はいまのi☆Risを投影してると思います。歌割りが発表されてここが「山北」ってなってるのを見たとき、「それな」って感じで。「Summer Dude」のダンスMVの振り入れで(芹澤)優ちゃんと並んでるところをやってみて、あらためて「わかってるじゃん」って思いました。

 その前の部分でも〈サンダルはカラフルに並んで〉はi☆Risの色が並んでて、〈みんなふざけて決まらないまま 好きなポーズでバラバラなまま〉は私たちの関係性。

若井 そんなこと思ってたんだ〜。私は全然違うストーリーをイメージしてた。大学生の若い子たちが海に行って、そこから恋が始まる……みたいな世界観。

久保田 そうなんだ。私も振りが入ってからは、2番の歌詞はi☆Risっぽいなって思ってました。

◆アイドルをやってたからこそ「急なハプニングに焦らず対応できる」

――ここからは、複数のわらじをはくみなさんについて聞かせてください。久保田さんは声優としてラブライブ!シリーズの「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」でもアイドル役を演じていますが、経験が活かせていると感じますか?

久保田 そうですね。アイドル役を演じるときに、i☆Risの経験が役に立つことが多いです。ライブでも初期からいろんな会場で、先生もいないなかで「いつもより会場が狭いからここを変えよう」ってやってきたから。急な変更やハプニングがあっても、焦らずに対応できるんです。

 例えば、急に誰かが来れなくなってスペースを詰めたり、ライブ中に立ち位置を間違えてる子がいたら、その動きに合わせてちょっと中心に行ったり。

若井 優しいねえ。感動しちゃうよ。

久保田 i☆Risやってたら自然とそうならない? あ、ここは2列めの位置じゃないな……でも、ここが2列めってことにしましょう、みたいな感じです(笑)。

◆自分が演じるキャラのキャラソンを作詞作曲

若井 私は自分が演じてるキャラクターのキャラソンを書いたときに、過去の経験を活かせたって感じたかな。声優として演じることと作詞作曲の両方をできる人ってなかなかいないと思うんですよ。

 制作陣の方たちも「演じてる側じゃないと作れない曲」っていってもらえて、良かったと思いました。「この子ならこうするはず」って考えたことも盛り込めるのは、自分が演じるキャラだからこそですよね。

茜屋 舞台では客席との距離があるので、声の密度を高く出さなきゃいけないんです。それがそこまで苦もなくできたときや、舞台関係の人たちから「声優さんってすごいよね」と声をかけてもらえたとき、声優をやっててよかったって思うことがあります。

 ほかにも、自分のダンスや歌に自信があるわけではないけど、ミュージカルをやったときに「基礎ができてる」っていわれたときは、やっててよかったなって思いました。

◆同性からも憧れられる存在になれたのは、アイドルもやってたから

芹澤 私はもともと声優だけをやりたかったんですけど、まさかのアイドルをやることになったっていう感じで。でもやっていくうちに「アイドルの才能あるね」っていってもらえることが多くなっていったんです。

 女の子のファンも多くて「優ちゃんみたいになりたい」って同性からも憧れられる存在になれたのは、アイドルもやってたからだと思います。アイドルをやってたからこそできた声優のお仕事もあると思うので、どちらもやっててよかったって思います。

◆アイドル以外の仕事は恥ずかしいけど、アイドルだからこそ頑張れる

――食わず嫌いせずにやってみると、意外と向いている仕事があるということですね。最後に「あらためてアイドルとして頑張りたい」という山北さんはどうですか?

山北 私は、自分がアイドルだからこそ、どんな仕事も頑張れるって思ってます。アイドル以外の仕事では人前に出るのも恥ずかしいと思ってるけど、いろいろな仕事をするのがアイドルじゃないですか。私はi☆Risだから苦手なことも頑張らなきゃって思えるし、もし失敗しても戻る場所があるって思えるから頑張れるんだと思います。

 ゆくゆくは、嵐さんやSMAPさんみたいな本物の「5STAR」になりたいです。作詞もできて、喋れる中居さんみたいな敏腕リーダーに!

――本業があるからこそ、いろんな分野にもチャレンジできるということですね。本日はありがとうございました!

【i☆Risプロフィール】
‘12年に結成された声優とアイドルを両立するユニットi☆Ris。8月18日(水)に20thシングル「Summer Dude」を発売した。’21年4月から5人体制となって初のシングルのカップリングにはリーダー・山北早紀が作詞した「5STAR☆(仮)」も収録されている

<撮影/尾藤能暢 取材・文/森ユースケ ヘアメイク/原田琴実 加藤千沙 藤井まどか>

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