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『テイルズ オブ』シリーズの新作登場。懐かしの初代と2作目を振り返る

日刊SPA! / 2021年9月5日 8時52分

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『テイルズ オブ アライズ』PS4、PS5、Xbox One、Xbox Series X/S、PC/バンダイナムコエンターテインメント/9月9日発売

―[絶対夢中★ゲーム&アプリ週報]―

◆シリーズ25周年記念作が発売

『テイルズ オブ アライズ』
PS4、PS5、Xbox One、Xbox Series X/S、PC/バンダイナムコエンターテインメント/9月9日発売

 9月9日に人気RPG『テイルズ オブ』シリーズの本編(マザーシップタイトル)としては5年ぶりとなる完全新作『テイルズ オブ アライズ』がリリースされます。「継承と進化」を開発コンセプトに掲げた、『テイルズ オブ』シリーズの25周年記念作という位置づけです。

 というわけで、今回はシリーズの礎を築いた初代『テイルズ オブ ファンタジア』(スーパーファミコン/1995年)と、2作目『テイルズ オブ デスティニー』(PS1/1997年)を振り返ってみたいと思います。懐かしい人も多いのでは?

◆『テイルズ オブ ファンタジア』
ナムコ/スーパーファミコン/1995年

 初代『テイルズ オブ ファンタジア』は、1995年にスーファミで登場しました。当時はPS1やセガサターンによる次世代機戦争のまっただ中。スーファミは脂が乗り切り、前年の1994年には『ファイナルファンタジー6』が発売。また『テイルズ オブ ファンタジア』の直前には『ドラゴンクエスト6 幻の大地』もリリースされています。

 RPGは群雄割拠。特に1995年はスーファミで『クロノ・トリガー』『ロマンシング サ・ガ3』『タクティクス オウガ』。PS1では『幻想水滸伝』『アークザラッド』。セガサターンでは『真・女神転生 デビルサマナー』……とキラ星のごとく名作が並ぶ、まさにRPG当たり年でした。

 そんななか、『ドラクエ6』の影に隠れて静かな立ち上がりだった『テイルズ オブ ファンタジア』も、口コミでジワジワ話題となり出荷本数21万2000本を記録。アニメ的感覚を上手く採り入れたポップな雰囲気は、RPGファンに新鮮に映りました。

◆音もシステムも斬新なRPG

 まず驚かされたのがオープニングで流れてきた主題歌。「48Mの大容量」をうたい文句に、スーファミながら歌や必殺技のボイスといった音声面が充実し、とっつきやすさがありました。キャラクターデザインも『逮捕しちゃうぞ』『ああっ女神さまっ』の人気マンガ家・藤島康介さんが担当しています。

 また、『テイルズ オブ ファンタジア』はキャラ同士の掛け合いがテンポ良く、パーティメンバーが魅力的なのも特徴。リアルタイムで敵味方が動く、対戦格闘のアクション要素を採り入れた「リニアモーションバトルシステム(LMBS)」も単純なターン制コマンド式戦闘と一線を画す、飽きさせない工夫でした。

◆『テイルズ オブ デスティニー』
ナムコ/PS1/1997年

 その2年後の1997年に、シリーズ第2作『テイルズ オブ デスティニー』がPS1で登場します。出荷本数は113万9000本とミリオンを突破。この『テイルズ オブ デスティニー』のヒットで、『テイルズ オブ』シリーズが確固たるものとなりました。

 PS1の性能を存分に活かして、初代のとっつきやすいポップなアニメ感覚をさらに推し進めた『デスティニー』。アニメムービーとともに流れる主題歌は人気バンド「DEEN」の『夢であるように』。この曲はDEENの代表曲のひとつともなっています。

 キャラクターデザインはイラストレイター・いのまたむつみさん。特に天才少年剣士・リオンは今でもシリーズ屈指の人気を誇っています。フィールド画面でキャラを動かさずに一定時間経過するとパーティメンバーが勝手におしゃべりする「アクティブパーティウィンドウ」も、仲間の関係性を想像させる上手い仕掛けでした。

◆友達との協力プレイも楽しかった

 前作の戦闘を発展させた「エンハンスト・リニアモーションバトルシステム(E-LMBS)」はより細かいマニュアル操作が可能となり、さらに2人協力プレイ(マルチタップをつなげば最大4人)も搭載。友達と一緒にRPGが遊べたのが嬉しかった記憶があります。

『ドラクエ』『FF』とは異なる、新しい風を吹き込んだ『テイルズオブ』シリーズ。今後どのような立ち位置で進化を続けていくのか、新作『アライズ』への期待が膨らみます。<文/卯月 鮎>

【卯月鮎】
ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も

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