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同期で一番遅い出世、定時退社に命を懸ける50代。早期退職の候補にされかねないワケ

日刊SPA! / 2022年5月16日 8時54分

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※写真はイメージです

大活躍はしないまでも、それなりに働いてきた“モブ社員”。しかし、今や日本社会はジリ貧。今後、可もなく不可もない普通の会社員は、ただ貧乏くじを引かされるだけの存在に――。少しでも思い当たるならば、振り返ってみてほしい。本当に捨てられる前に。今回は事例をもとに人事のプロが見る、捨てられる社員の具体的な特徴とは?

◆“流された”東京支社で、定時退社に命を懸ける

●木村 隆さん(仮名)/52歳/メーカー

 関西が拠点の某メーカーの東京支社で営業として働く木村隆さん。彼が「梯子を外された」と感じたのは、40代で2度目の東京勤務を命じられたときだ。

「ウチの会社では、東京勤務は30代中堅社員が対象です。でも、全然人気がなくて……。僕も30代で出向を命じられて、40歳すぎに本社に戻る予定でした。でも、後任の人間が急に辞めたせいで、再び東京勤務を命じられ、以来ずっとそのままです。まぁ、体よく“流されちゃった”感じですよ」

◆現在掲げるモットーは定時退社

 会社に対する忠誠心を失った木村さんが、現在掲げるモットーは定時退社。実務だけは誰からも文句が出ないように完璧に終わらせ、人一倍早く帰宅するのが日課だ。

「本社では40代後半で役員候補の後輩がゴロゴロいるのに、東京勤務の僕は同期で一番出世が遅く、ようやく係長待遇です。今後、出世はあり得ないなら、できるだけ快適な人生を選びたい。

 ただ、こんな働き方だと早期退職の候補にされかねないので、最近は経費まわりで上司に怪しい動きがないかを密かに調べていて、万が一の切り札にしようと画策中です」 

 その自衛策への労力で、もっと社内で活躍ができるような気も……。

◆プライベートの時間の充実がすべて

 最近の趣味は登山とのこと。

「社内の将来にはまったく期待が持てないので、プライベートの時間の充実がすべてです」

 と呟く木村さんだった。

◆人事のプロが採点!捨てられ指数、危険な100点満点中の何点?

▼人事のプロ・前川孝雄氏が採点。捨てられ指数 70点
成果よりも定時退社にこだわると「意欲がない」と見なされ、逆効果。周囲の仕事の手伝いや部下の面倒を見るなど、居場所づくりを

▼人事のプロ・大塚寿氏が採点。捨てられ指数 40点
実は会社が一番扱いにくいのが50代営業の方。転職は避け、会社に残るのがベター。まずは社内で一目置かれる成果を目指して

【人材育成支援企業代表 前川孝雄氏】
FeelWorks代表。400社以上で「上司力Ⓡ研修」を開講。青山学院大学兼任講師。著書に『50歳からの人生が変わる 痛快!「学び」戦略』(PHP研究所)など

【ビジネスコンサルタント 大塚 寿氏】
リクルート勤務などを経て、オーダーメイド型企業研修を展開するエマメイコーポレーションを設立。近著に『できる人は、「これ」しか言わない』(PHP研究所)

<取材・文/週刊SPA!編集部 イラスト/Kucci>

―[捨てられる会社員の特徴]―

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