1人3万円の「高級鮨屋」に行く男と自分磨きをする男、“異性にモテるのはどっち？”意外な答え

　そして、その年の終わりには会社を脱サラし起業。今の妻ともその時に出会い、仕事も、収入も、恋愛状況も自分の人生の全てが本当に一変しました。

　けれども、こういう行動ってなかなか非常識ですよね。特に真面目な人ほど苦手傾向にあります。勉強もちゃんとやって、受験勉強もして良い大学にも入った、一般企業に就職して会社勤めしている。でも、そういう人って言葉は悪いけど「真面目以外に何もない」んです。

◆だから恋愛スキルが低くてモテない

　こう言う話をするとよく「真面目な男を好きにならない女性のほうが悪い」なんてコメントが散見されますが、男性にも同じことが言えます。

　真面目だけが取り柄の質素倹約、おしゃれ感ゼロのノーメイクの女性よりも、おしゃれを楽しんでいて、適度に海外旅行や買い物が好きで、性格が明るくて、天真爛漫な女性のほうが一緒にいて楽しいですよね。そういう女性と一緒にいたほうがドキドキしますよね。真面目なだけで質素倹約して生きている人って人間的魅力が少ないんです。だから恋愛スキルが低くてモテないのです。

◆自分磨きをしているだけではモテない

　ここでよくある間違いが「自分はモテるために日々努力や経験をしている」と言って、筋トレをしたり、英会話スクールに入ったり、資格試験の勉強をしたり、積立NISAで将来のために貯蓄したり、と言う自分磨きの行動を取る人がたくさんいます。

　しかし、これらの行動をしても人間的魅力は増えないんですよ。意外だと思いますが、そうなんです。なぜなら全て合理的な行動だからです。だから想定内の行動になりますし、話を聞いていてもつまらないんですよ。ちっともドキドキしない。

　プライベートでこういう「意味のある努力」ばかりしていても、人間的魅力は増えないし、恋愛スキルも上達しません。

◆何にお金を使ったら人間的魅力が増すのか？

　では、一体何にお金を使ったら人間的魅力は増えるのかというと、それは、浪費です。これだけ聞くと、一般的な常識を持った人ほど嫌悪感、抵抗感を抱きます。しかし、不都合な真実とはこのことで、世の中では実際には浪費しまくっている人ほど、さまざまな遊びやエンターテイメントを知っている経験値豊富であり、恋愛スキルが高く人間的魅力があるのです。

　例えば、ギャンブル、酒、タバコ、海外旅行、カジノ、グルメ、高級時計、スカイダイビング、ハイブランドの服などです。これらの項目って、人間が生きていく上ではほとんど必要のない娯楽、贅沢、無駄、浪費です。ですが、年齢、性別、国籍問わず、世界中の人々の心をドキドキワクワクさせるエンターテインメントでもあります。