“男の育休”戸惑いと発見。ネット情報より頼りになった「尊敬できない義母の助言」
日刊SPA! / 2024年4月7日 15時52分
「ベビーカー(バギー)で散歩しているときに赤ちゃんが泣き止まなくなったこともあります。このときも義母に電話すると、また状況を聞かれ、『サンシェード(日よけのフード)を開けたらいいんや!』と、一言。サンシェードを開けたら、またピタリと泣き止みました」
そのあと、義母から「赤ちゃんはサンシェードで景色や親の顔が見えず不安になったのだろう」とアドバイスもあり、これまでまったく尊敬できなかった義母の的確なアドバイスに驚愕。子育て経験者のスゴさを体感し、尊敬できる部分を発見したという。
◆育休を取得したメリット・デメリット
慣れない赤ちゃんのお世話に戸惑いながらも、ネット検索ではなかなか出てこないようなアドバイスをくれた義母との距離がグッと縮まったほか、親戚などとも赤ちゃんを囲んでゆっくり時間を過ごすことができたという高木さん。
「こういった経験や積極的な赤ちゃんのお世話は、育休を取得しなければ難しかったと思います。生活のリズムをつけるために赤ちゃんは21時ぐらいに寝かせるので、18時ぐらいにはお風呂の準備をしなければいけない。でも、普段は21時でも、まだ帰宅していません」
育休中のメリットについては「生まれたての大事な時期を赤ちゃんといっしょに過ごせたこと、奥さんの代わりに食事を作るなど普段はなかなかできないサポートができたこと」で、デメリットについては「想像以上に赤ちゃんのお世話が大変だったこと」だったようだ。
「今回は、奥さんの出産予定日から3か月間の育休を取得しました。子どもが1歳になるまでに2回に分けて育休を取得できる(※一昨年2022年10月より)ようになったので、2回目の取得も考えています。少し成長した我が子と過ごせるのが、とても楽しみです」
参照:厚生労働省「育児・介護休業法 改正ポイントのご案内」
まだまだ、出産をした女性だけが育児を背負い込んだり押し付けられたりして苦しむ傾向もあるが、国の制度も充実しつつあり、職場や社会の理解も少しずつだが進んでいる。性別に関係なく気軽に制度を利用でき、子育てが楽しめる社会になることを願うばかりだ。
【山内良子】
フリーライター。ライフ系や節約、歴史や日本文化を中心に、取材や経営者向けの記事も執筆。おいしいものや楽しいこと、旅行が大好き! 金融会社での勤務経験や接客改善業務での経験を活かした記事も得意
―[男の育休、取ったらこうなった]―
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
「夫が育休なんて身の毛がよだつ…!」と辛辣回答した女性たちの本音が切実すぎた件
日刊SPA! / 2024年5月13日 15時51分
-
来年2人目を出産予定です。夫に1年間育休を取ってほしいのですが、育休手当だけで生活できるか不安です。現実的に難しいのでしょうか?
ファイナンシャルフィールド / 2024年4月30日 10時0分
-
「岸田総理が言ってたことは無理」育休とったパパが実感 共感の声続々「育児したことない奴のセリフ」「大人2人の人格崩壊した」
まいどなニュース / 2024年4月25日 6時50分
-
”パパ失格だ…” 泣き止まない深夜育児でノイローゼになった夫「我が子を可愛いと思えない」告白に妻がかけた言葉
ORICON NEWS / 2024年4月20日 11時30分
-
保育園に預けられなければ退職一択だったが…2001年に第一子を出産した女性がいま、「男性の育休黎明期」について思うこと【ライフキャリアコンサルタントが解説】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年4月18日 15時15分
ランキング
-
1【要注意】調理中に鍋の“取っ手”が折れる事故発生 なぜ? NITEが原因を解説
オトナンサー / 2024年5月15日 22時10分
-
2なぜ電車内の迷惑行為で「座席の座り方」が1位なのか…「マナーが悪い」と思われる人が無意識にやっていること
プレジデントオンライン / 2024年5月15日 9時15分
-
3“激安焼肉食べ放題店”の元店員が暴露。「客に“得させないようにする”3つのワナ」
日刊SPA! / 2024年5月8日 15時54分
-
4意外と知らない「ウインナーとソーセージの違い」とは?スーパーやメーカーの売り方が“混同する原因”に
日刊SPA! / 2024年5月14日 8時53分
-
53500万円! 日産が新型「GT-R」実車展示! 存在感スゴい「最強仕様」がNYに登場! 進化した「新デザイン」採用に反響あり
くるまのニュース / 2024年5月13日 21時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください