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7社の「現役鉄道マン」が給料事情を赤裸々告白。JR東日本、東急、都営地下鉄…意外な会社が高給だった

日刊SPA! / 2024年4月8日 8時54分

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※画像はイメージです

鉄道事業者が217社も存在する世界有数の鉄道大国ニッポン。コロナ禍で利用者減少に悩まされながらも、公共交通機関として人々の足を支えている。本特集では首都圏で巻き起こる鉄道員の給与事情や鉄道を中心に巻き起こる知られざるバトルをお届けする!知れば毎日の乗車が楽しくなる!
◆鉄道7社の給料事情。JRより高い都営地下鉄!

日本の鉄道職員たちの平均年収は635万円(※令和2年賃金構造基本統計調査より)と日本人の平均年収より上だが、列車を走らせるために欠かせない現業職(車掌、運転士、整備士、技術系)は意外に薄給なのだ。

各社の平均年収を国土交通省 鉄道統計年報[令和3年度]より算出し一覧にした。 

①都営地下鉄
東京都が運営している地下鉄。全4路線を運行。平均年収は鉄道事業者ではトップクラス
平均年収:約622万円
福利厚生:東京都人材支援事業団の宿泊助成金(1500円)など
職場環境:管理職がマニュアル人間ばかり

②東京メトロ
’04年に営団地下鉄から民営化。路線長は地下鉄最長で8路線を運行。’24年度に株式上場を果たす
平均年収:約574万円
福利厚生:福利厚生で使えるポイント額は他社に比べて高め
職場環境:ペーパーレス化を実現できていない

③JR東海
日本の鉄道で営業利益1位を誇る鉄道会社の雄。東海を拠点に東海道新幹線で東京ー大阪間の輸送を一手に担う。大井川問題で静岡県との溝は決定的に。遅延するリニア事業の行方は?国鉄分割で東海道新幹線を引き継いだJR東海。運輸業だけで全体の収益の8割を稼ぐ。一部はリニア建設や在来線の新型車両の導入費に充てられた。
平均年収:約618万円
福利厚生:独身寮は35歳、社宅は最長15年の制限があるが格安福祉会の割引きで宿泊施設やレジャー施設を利用可能
職場環境:体育会系気質で人付き合いは濃密。人と話すのが苦手な人はキツイ

④JR東日本
業界売上高1位のJR東日本。旧国鉄の不動産を活かし駅ナカ事業を展開。個室ブースや診療所まで開業
平均年収:約470万円
福利厚生:社員乗車証のほか、多種の関連企業の割引あり
職場環境:超過勤務や休日出勤は基本的にない

⑤東急電鉄
東京ー神奈川を中心に全8路線を運行。全11路線が乗り入れ沿線から各方面への移動が自由自在
平均年収:約588万円
福利厚生:私鉄ではトップクラスの充実度。系列病院の存在も◎
職場環境:人員が補充されず、休日出勤は半強制

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