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シリコンバレー帰りの資産3億円投資家が豪語「米株バブルはこれから。AI関連で10倍を狙える」。特に熱い4ジャンルとは?

日刊SPA! / 2024年4月12日 16時0分

その後、2013年にストックオプションや給料から30万ドルを貯め、そのお金を効率よく運用しようと思ったのが、株式投資を始めた理由です。当時はアメリカもゼロ金利政策でしたから、銀行に預けておいても増えませんでした。

そこで、注目したのが米国のハイテク株でした。私自身もシリコンバレーにある外資系ハイテクIT企業に勤めていたので馴染みがあったという理由もあります。自分でもITサービスに関わる内容について業務として取り組んでいましたし、実際にアメリカで使われているサービスもよくわかる。どんな技術がよくて世の中に受け入れられるかは肌感覚として掴んでいました。

◆Zoomの圧倒的な使いやすさに「これは来る」

当時は常時10~15銘柄を持っていて色々と取引をしていましたが、そんな時に見つけたのが、皆さんご存知のZoom Video Communications(ナスダック・ZM)です。Zoomはコロナ禍でオンラインミーティングが当たり前になり、一気に伸びましたが、私の場合は2010年代から注目していました。

それ以前もスカイプ、GoTo Meeting、Webexといったビデオ通話システムはありました。しかし、Zoomは当時からそれらに比べて圧倒的に使いやすかった。

スカイプなどはSNS的な要素もあり、いちいちアカウントを知らなければコンタクトできませんでしたよね。その点、ZoomはUIがよく、初めて使う人でもパッと通話ができ、その品質もいい。「いつか伸びる」と強く感じました。

◆AI関連で熱くなる「4つのジャンル」

こういった経緯もあり、現在もハイテク銘柄は特に注視しています。もちろん、これからエヌビディアが10倍になるシナリオは難しいでしょう。しかし、生成AIが牽引する現在の市場トレンドはまだまだ続くはずで、今後注目すべきAI関連銘柄はほかにもあります。

私が特に有望だと思っているのが、「サイバーセキュリティー」や「データセンター」、「メモリ」、「デジタルマーケティング」などを取り扱うソフトウェア関連企業群です。

現在は生成AIを作るための半導体需要が大きく、関連する株が伸びていますが、今度は生成AIが当たり前に普及してサービスが作られていくので、そこに対しての需要が伸びていくはずだと読んでいます。

1990年~2000年代のITバブルの時代は、Microsoft、インテル、デル、ヒューレット・パッカードなどが牽引し、ヤフーやアマゾン、イーベイなど堅実な企業が生き残りました。今回も同じように、「AI時代」で大きく成長し、いずれは巨大テック企業となる会社を狙っていきたいと思っています。(全3回/1回目)
<取材・構成/上野智(まてい社)>

【個人投資家 PAN】
米ハイテク系外資に務めつつ、’13年から米国株投資を始め資産3億円に。SNSでも情報発信を行う。Xは@PAN_US_STOCK

―[資産[10倍]にする投資術]―

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