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「旧車會」に異変、若い女性が増加中。今どきの若者たちに「昭和の族車」がウケる謎――仰天ニュース・大反響トップ10

日刊SPA! / 2024年4月13日 15時45分

 イベントの主な内容は、次のようなものです。たとえば、時間を決めて自由に爆音を立てて走る「走行会」。バイクのアクセルを巧みにコントロールしてリズムを刻む“コール”のテクニックを披露する「コール大会」。前輪を浮かせて後輪だけで走る“ウイリー”の技を競う「ウイリー大会」などなど。ヤンチャなおじさんたちが、昔培ったテクニックを少年時代に戻って披露する「晴れ舞台」ってわけです。

 イベントの合間にはステージ上で歌手がうたったり、芸人さんがものまねしたり。会場には大晦日や初詣ばりに露店が並び、多くの人で賑わいます。入場料もそれなりに高いわけですが、そこには非日常感があって、参加者も「お金に糸目はつけない」わけです。

 ただ、やはりハメを外して盛り上がってしまうために、最近はイベント会場として貸してくれる場所も少なくなってきているとか……。それでも「旧車愛」はさめることを知らないといった感じなのです。

◆旧車會の「世代交代」、イベントには若者たちの姿も

 私は何度も旧車イベントの取材に行っているのですが、その中でも気になっているのが、「旧車會の世代交代」です。

 先程もお話しましたが、今イベントに来られているメインの層は40代~50代のおじさんです。

 しかし、そこに混じって、20歳前後の若い子が目立つようになってきています。旧車好きの両親の元で育ったせいか、その子たちも「旧車」に憧れるようになり、今やお父さんが作ったバイクにまたがり、イベントやツーリングにも参加しているというのです。

◆おじさんに混じって「若いギャル」が増加中!

 さらに驚くべきことは、旧車に乗る女の子たち(娘さん)も増えていることです。お父さんたちに話を聞くと「うちは子どもたちに旧車をすすめたことは一度もないし、強要もしていないです。ただ、本人が『旧車が好きで旧車に乗りたい』と言うので、ちょっと心配ではありますが協力してあげています」とのこと。

 一方、娘さんたちに話を聞いてみても「両親に旧車に乗れと言われたことはないけど、単純に昭和の旧車ってカッコいいし、乗りたいと思ったから乗ってます!」と明るく言います。

 当然のことながら、彼女たちは昭和や平成の暴走族を直に見たことはありませんし、レディースを作って「喧嘩上等!全国制覇!」なんて気持ちも一切ありません。

 また、服装やメイクも「今どきのギャル系」です。それで旧車にまたがる姿は、「ヤンキー×ギャル=ヤンギャル」。令和版ハイブリッドギャルなわけです。

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