新NISAで50~60代が“やってはいけない”投資の失敗例。「年利3%で安定的に運用できる」おすすめの投資信託も
日刊SPA! / 2024年4月15日 8時51分
※画像はイメージです
新NISAがスタートし、日経平均株価が一時4万円を突破するなど、にわかに投資ブームが沸き起こっている。新NISAでは投資で非課税に期間や上限額が拡大し、これまでよりも投資しやすい環境が整っている。しかし、50~60代から投資をはじめようと思っても、どんな銘柄に投資すればいいのかわからないという人も多いだろう。
今回は、登録者数70万人を超えるYouTube「BANK ACADEMY」を運営、『イラストと図解で丸わかり! 世界一やさしい新NISAの始め方』(KADOKAWA)の著者である小林亮平氏が、50~60代でよくある投資の失敗例やおすすめの銘柄について紹介する(以下より寄稿)。
◆新NISAは50~60代でも遅くない
「新NISAを50代、60代から始めるのは、年齢的にやめた方がいいでしょうか?」という質問をよくいただきますが、50~60代からでもけっして遅くはないと思います。
50~60代の方は若い人に比べ、どうしても運用期間が短くなってしまいますが、それでも新NISAに興味があれば少額から始めてみるのはアリでしょう。今は人生100年時代とも言いますし、思いのほか運用を長く続けられるかもしれません。
また50~60代の人が今から新NISAを始めるその他のメリットは、定年退職して受け取った退職金を資産運用に回す際、失敗しないための経験を積める点も非常に大きいです。
退職金を受け取ると、銀行や証券会社などの金融機関から、資産運用の案内が届くことがあります。ただ、自分であまり調べずに、金融機関任せで運用してしまったことによる損失や後悔の声を多く聞くのが実情です。退職金の運用で失敗しないためにも、50~60代からでも新NISAで少しずつ投資の経験を積んでおくのは大事でしょう。
◆50~60代におすすめの商品は?
50~60代の方が新NISAで商品を選ぶ際も、まだ運用期間がしばらくは取れると考える方なら、全世界株式もしくは米国株式のインデックスファンドでいいでしょう。ただ、年齢を考えてもう少し安定的に運用していきたいなら、債券が含まれた投資信託を検討するのがいいと思います。
債券とは、国や会社などが、投資家からお金を借りるために発行する証券です。国が発行する国債や、会社が発行する社債など色々な種類がありますが、基本的には株式より比較的値動きが小さいローリスク・ローリターンの金融商品だと思ってください。
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