1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

「1年で億り人になった」仮想通貨投資家の戦略を完全公開。株とFXでダメダメだった男が、なぜ勝てるようになったのか

日刊SPA! / 2024年4月19日 11時59分

では、今回の上昇相場はいつまで続くのかと言えば、私は’26年11月まで続くと見ています。過去のバブル時のチャートを時間軸で見ると、初回が1年、2回目が1年半、3回目が2年弱と一定の規則に従って推移しており、その流れから今回はだいたい2年強になる。それが’26年11月にあたるからです。

また、長期間のチャートの値動きを見ても、これも同様に規則的な動きをしています。もし本当にデータ通りになれば、ピークは1BTC=約30万ドル。1ドル=150円換算にすると、1BTC=約3600万円です。「そんなことあり得ない」と思う方もいるかもしれませんが、こうなってもおかしくはないと思わせてくれるような根拠は複数挙げられます。

ひとつは、前例があるということ。実は、‘20年のバブル時にも、当時の最高値から6倍を記録しています。’23年3月に更新したビットコインの最高値は7万ドル。6倍なら42万ドルになります。

ふたつ目は、時流が味方をしているということ。もっともわかりやすいのが、昨年の仮想通貨バブルの火付け役ともなったビットコインETFの承認です。これにより、ビットコインと同様の性質を持つ金(ゴールド)ETFから、現在進行形で資金が流入し続けています。

最後が、機関投資家のビッグマネーが仮想通貨市場に入ってきているということ。1回目のバブル時は開発者やごく少数の先見の明のある人達、2回目は一般投資家、3回目は国・企業と、ビットコインの成長と共に参加者の規模が大きくなってきています。そして今回は一撃で市場の動向さえ左右できるほどの巨額の資金を持った資産運用機関が参戦してきました。

こうした根拠を基に、私も1BTC=3600万円まで上がることを期待しながら、しかし注意深く動向を探っている。そういう状況になります。

◆「暴落の可能性」とどう向き合えばいいのか

もちろん、最適な戦略はその時々の状況によって変わります。特に今回は「ビットコインETFの承認×半減期」という、仮想通貨の歴史の中でも例のない状況です。個人的にはどのような化学反応が起こるのか非常に楽しみではありますが、裏を返せば、誰もが予想できない暴落が起こる可能性だってあり得ます。

仮想通貨はただでさえハイリスクな投資先ですから、そのリスクはいつも考えておかなければいけません。私も仮想通貨投資を始めてまだ2年弱なので、ハッキリ言って素人に毛が生えたようなもの。これからは未知の世界です。

しかし、確かなことがあるとすれば、「あくまで余剰資金で投資をする」「上昇相場に浮かれて加熱しすぎてはダメ」といった投資リテラシーは不変であるということ。そういった投資の基本を踏まえていれば、今の仮想通貨はかなり“勝ちやすい”状況だと思います。(全3回/1回目)
<取材・構成/桜井カズキ>

【個人投資家 カツ男】
‘22年末から仮想通貨投資を始め、ファンダメンタルズ分析を駆使して1年で億り人に。「かつおのアルト講座」というDiscordを運営中。Xは@katsuo_trade

―[資産[10倍]にする投資術]―

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください