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ASKAが吉田豪に語った「YAH YAH YAH」の歌詞にこめられた真実

日刊SPA! / 2024年4月20日 9時0分

吉田:リングで一緒に『YAH YAH YAH』を歌ったりするまでになりましたからね。

ASKA:そうそうそう(笑)。

◆「Clubhouse」での秋元康、小室哲哉らとの邂逅

吉田:そんなASKAさんとボクの接点でいうと、‘21年2月に当時流行中の音声SNSアプリ「Clubhouse」で突然、話したという事件がありましたね。

ASKA:あった、あった(笑)

吉田:あのとき放送作家の佐久間宣行さん、秋元康さん、指原莉乃さん、ボクとかが話してたところに、ASKAさんが突然現れた。ボクが「ASKAさんが来てます!」って言ったら、佐久間さんは当時、乃木坂46に所属していた齋藤飛鳥さんと間違えてたみたいなんですけど(笑)。そこでASKAさんにも参加してもらったら、相当カオスに。ネットニュースにもなっちゃった、と。

ASKA:実は、「Clubhouse」自体をよくわかってなくて。あの頃、小室哲哉からも勧められてね。「じゃあ俺もインストールだけしとくよ」って言って。で、どんなもんだろう?ってやってみたら、秋元康が会話しているのが目に止まって、吉田豪ちゃんもいるわけじゃん。参加させてもらったけど、初めてだから参加の仕方が分からず、すごく慌てふためいたのを覚えてるな。あのあと、小室とも「Clubhouse」をやってみたんですよ。5000人以上集まって、即興で歌ったりもしたね。

吉田:あのとき個人的に感慨深かったのは、ASKAさんが秋元康さんとすごいフレンドリーに話していたことです。

ASKA:確かに(笑)。「コノヤロー秋元!」の時期があったからさ。フレンドリーな関係を伝えることができて本当にありがとうね。昔、彼のラジオ番組に出たときに印象が変わったんだ。「秋元康はすごいわ」と受け入れた。向こうはプロデューサーだから、こんなこと僕が言っちゃいけないんだけど、でも彼は物事をよくわかっている。「なるほど。理解しながらあえてやっているのか」って、そのときに認めた。今ではこっちも「あきもっちゃん」って呼ぶようになってね。

◆YAH YAH YAH「これからそいつを殴りに行こうか」の相手は秋元康だった

吉田:ASKAさんと秋元さんの間に溝ができた発端は、ふたつぐらいあったと思います。最近、古舘伊知郎さんがそのひとつのネタばらしをしていましたね。フジテレビの音楽番組『MJ-MUSIC JOURNAL』(1992-1994年)で構成担当の秋元さんが「チャゲアスは現代の演歌だ」という企画を流したという。

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