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東大生が「食べ放題で“原価”を計算する人は頭が悪すぎる」と考える理由――仰天ニュース・食べ放題トップ3

日刊SPA! / 2024年4月20日 15時45分

◆食べ放題でなにを重要視するか?

 あなたは食べ放題に来たときくらい、自分の好きなものを好きなだけ食べたいと考えています。ですが、一緒に来た友達は原価にこだわって「この料理は安いからダメ!」「この料理は高いからたくさん食べよう!」と妙な気合を入れています。

 あなたは自分の食べたかった料理を好きなタイミングで適量だけとって食べています。しかし、あなたの友人は自分の頼みたいものや自分の大好物よりも「原価が高いかどうか」のみを考え、高いメニューを大量に注文しています。

 また、お腹がいっぱいになっても無理して食べようとしています。

◆食べ放題は「選択肢を買う場所」

 もちろんその友人自身はとても幸せなのかもしれません。ですが、僕からすると、「お金」という尺度に縛られているこの友人のような楽しみ方は、なんだかとても窮屈そうに見えてしまいます。

 同じ食べ放題に行って、このような楽しみ方の差が生まれる理由は「何のためにお金を払っているか」に気がついているか否かだと考えます。

 僕は食べ放題のレストランという場所を「すべての料理がタダになっている場所」だとは考えていません。そうではなくて、「選択肢を買う場所」だと捉えています。

 つまり、「定額の料金を払えば、どの料理をいくら食べてもよい」という権利を買っているのであって、料理ひとつひとつには元から値段がついていないと思うのです。

◆料理ひとつひとつに値段はついていない

 食べ放題の料金体系はスマホのデータプランに似ています。

「月々○○円で何ギガでも使い放題!」なんて売り文句のデータプランに加入したときに「よし、データ料金の元を取ってやるぞ!! YouTubeをたくさん観て、データを使いまくってやろう」と考える人はきっといませんよね。

 本来は食べ放題も同じはずです。「定額を払えば、これらの料理が食べ放題!」というサービスを買っています。YouTubeの映像データひとつひとつに値段がついていないのと同じように、料理ひとつひとつに値段はついていないのだと思うのです。

 この事実に気がついているかどうかで、ずいぶんと人生の生きやすさが変わります。

◆好きな料理を好きな量、好きなときに食べられる

 スマホのデータプランの元を取ろうとして、別に見たくもないYouTubeや映画を常に垂れ流しても、スマホが使いにくくなるだけです。

 しかし、「いくらでもネットを使える」というサービスだと捉えれば、好きなタイミングで好きなだけネットサーフィンができる便利なサービスとなります。

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