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“社名で選んだ”新入社員の末路。親から会社に「休みます」と連絡、退職理由にア然

日刊SPA! / 2024年4月21日 8時54分

◆おしゃべりなのに「いらっしゃいませ」が言えない

 佐藤さんは、Tは“東京都内の一等地にあるオフィスで働くキラキラしたイメージのみを切り取って入社した”に違いないと確信した。

「翌日、Tから明るい声で電話がありました。『やっぱり、私はオフィスワークがしたいので辞めます! 接客したくないです。会社は名前で決めただけだし、“そこに入社した”ってイメージがよかっただけだし』と言って退職しました」

 退職時は、笑顔で意気揚々としていたT。接客時には「いらっしゃいませ」も言えないほど消極的だったので呆れてしまったと話す。「キラキラ女子は嫌な仕事には興味がないのだろう」と佐藤さんは嘆いた。

◆「ランチにいけないなら辞めてやる」とキレた新入社員

 勤めている福祉施設に入社してきた女性職員Iについて教えてくれた近藤悟さん(仮名・30代)。

「特に変わった様子はなく普通の人だったのですが、教育係だった私に初めてした質問が、『皆さんお昼ご飯はどうされているのですか?」という内容でした」

 近藤さんは、「最初にそれ聞く?」と思ったそうだが、「お弁当を買ってくるか、出社前にコンビニで買ってくるか」と説明したという。

 するとIは、驚いた顔で「外食しないんですか? 私は、お昼ご飯は外でランチ派ですね」と返されたそうだ。そのときはそれで終わったのだが、翌日にあんなことになろうとは……。

 休憩時間は45分間。近隣に飲食店はなく、いちばん近いラーメン屋でも車で10分はかかるそうだ。そのうえ、職員駐車場は施設に隣接しておらず、往復5分はかかる位置にある。

「外食するとなると、食べる時間は10分ほどなので現実的ではないんですよね」

 翌日の休憩時間、近藤さんはIがいないことに気づく。

◆休憩時間が終わっても戻ってこない

「まさか、外にランチに行ってないよなって思いつつ休憩に入りました。45分が経過し休憩時間が終わった頃、Iが戻っていないと報告を受けました。施設内を確認しましたが、どこにもいなかったんです」

 スマホに連絡をするも繋がらなかったため、Iへの連絡は上司に任せることに。そして、Iが戻っていたのは、それから30分も過ぎたころだったそうだ。

「戻ってくるなり、『さすがに食べすぎちゃいました』と笑いながら報告してくるんです。ア然としましたよ」

 Iは上司に呼ばれ、会議室に消えていったという。そして20分後、戻ってきたIは逆ギレ状態だったようだ。

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