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身長を18cm“買った”55歳女性。2100万円かけて海外で「骨延長」手術したワケ

日刊SPA! / 2024年4月21日 15時54分

――では、割と早めにやって良かったかなという感じですか?身長を伸ばす手術は、いろいろな国でやっているようですが、トルコで手術した理由はなんですか?

ねこ:24時間サポート、3食付きのパック料金だったからです。私の場合、退院後から女性スタッフが夜間のトイレからシャワーまで全部身の回りの世話をしてくれました。アメリカは、入院費だけで週150万円もかかるのに(多くの方が日帰りを選択)、処方箋を書いてもらったら薬局は自分で行かなくてはいけない。韓国も通訳、常備薬(風邪薬やサプリなど)や個人の車椅子貸切代など全てに別途費用がかかってきて、肉体的にも、精神的にも想像ができなかったんです。トルコは手術費用、生活費など込みでお金がかからないので、だから私は日本から10万円持っていきましたけど、2021年の1回目の渡航時は全く使いませんでした。

◆リハビリ中に通訳として仕事も

――では、実際にどうやって手術を受けたのか、教えてください。

ねこ:トルコに渡る直前には家でストレッチをたくさんやってから行きました。この手術をすると踵がつかなくなる症状が出るので、特にアキレス腱は鍛えましたね。トルコに着いたら、空港まで迎えに来てもらって、翌日に検査、2日後に全身麻酔で、まず膝下の手術をしました。生まれて初めての全身麻酔だったんですけど、目が覚めたらもうかなりグロッキーな状態で、まぶたも重くて目も開けられないほどでした。点滴で痛み止めを入れていたので、痛みはそれほどではなかったんです。ただ5日目に退院して車に乗ろうとして、足を曲げた瞬間はすごく痛かったです。

――その後は、退院して施設に移った感じですか?

ねこ:はい、1日1回、理学療法士がついてくれて、リハビリをします(2022年からは1日2回)。基本ストレッチと自重トレーニングですね。意外と暇じゃなくて、気がついたら夕方だったりするんです。なかにはリモートで仕事をしている方もいます。まあ、痛いは痛いんですけど、痛み止めももらえますから、私も通訳として仕事していました。

――トルコでのご飯はどんな感じでしたか?

ねこ:病院食は口に合わないって人もいましたけど、施設に移ってからの食事は美味しかったです。トルコっていうと、ケバブと思われるかもしれませんが、塩とオリーブオイル入りのご飯とパン両方出てきます。私は日本からお茶漬けのりを持っていったのでお茶漬けを食べたり、出てきた焼き魚など食べたり。あと日本では食べたことなかったけど、ラム肉も美味しかったです。植物性タンパク質をとったほうがいいので、ヨーグルト、豆料理なんかもたくさん食べました。

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