ビットコインがこんなに上がっているのはなぜ?ネット注目の仮想通貨アナリストが教える「3年上昇サイクル」の正体
日刊SPA! / 2024年4月23日 11時59分
現在の相場をそのサイクルに当てはめると、2022年にビットコインの価格が下落し、2023年には急騰したことから、2024年は上昇の年になることは間違いないでしょう。乱高下こそあるとは思いますが、2025年の中~終盤あたりでまでは上昇トレンドが続き、2026年にはまた下落、というサイクルになるはずです。
◆ビットコイン価格は12万~15万ドルまで上昇?
ただし、例年であれば半減期の直前か直後にビットコインのピークが訪れるのですが、今回は1月にビットコインETFが承認されるというビッグイベントも重なったためピークが前倒しになった感触があります。現在は相場も調整傾向にあるため、半減期後も上値が重く、当分の間はじりじりと下降か停滞すると見ていました。
しかし今月、ビットコインは日足レベルの三角保ち合いを上抜けると、なんと7万2000ドルにタッチ。このまま8万ドルまで一気に駆け抜ける可能性すら出てきて、嬉しい悲鳴をあげている状況です。
そして、私はこの上昇はまだ序章に過ぎないと思っています。なぜなら、ビットコインには1回目の半減期後に価格が95倍、2回目は30倍、3回目は7.5倍と、半減期を迎えるごとに上昇幅が小さくなるという傾向があります。
それを踏まえると、今年は3~4倍が妥当。となれば、もちろん調整局面もあるでしょうが、この1年間で12万~15万ドルまで上昇するのはかなり現実的だと考えられるからです。
◆市場の「空気感」はバカにできない
私だけでなく、今回の半減期後の上昇で1BTC=12万~15万ドルと予想する人は少なくありません。なかでもアメリカの著名なアナリストであるトム・リー氏を筆頭に、各リサーチ会社も15万ドルで予想していることも、根拠を後押しする材料となっています。
市場はよくも悪くも「空気感」に左右されます。大勢の市場参加者がその数字を意識すればするほど、その価格帯まで上昇する強さが生まれるのです。
直近の盛り上がりを見て強気な予想に変更したアナリストも出てきているので、今後の動向次第ではさらなる上方修正も充分に考えられます。引きつづき、丁寧に情報を集めていくことが大切ですね。(全3回/1回目)
<取材・構成/桜井一樹>
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