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ちょっとしたお出かけに大人気のワンマイルシューズ、選び方を間違えている人が多い

日刊SPA! / 2024年4月24日 15時51分

◆走れるワンマイルシューズ、ナイキ「ゴー フライイーズ」

去年まではナイキ直営店でしか販売されず、話題だけが先行していたモデルですが、今年から全国のABCマートでも一斉販売されて、簡単に買えるようになりました。そもそもはハンディキャップ靴の応用なのですが、手を一切使わずワンタッチ・ノールックで脱ぎ履きできるので、子育て世代から通勤・通学まで幅広くウケています。

無駄を徹底的にそぎ落としたデザインで、靴の中で足がまったく遊びません。見た目もスリムで、だらっとした印象にならないのも嬉しいところ。全体のボリュームをかなり絞っているので、「幅がせまい」「甲がうすい」方からの支持も高いです。外からは見えませんが、ヒールのエアがかなり効いていて、アスファルトを走ったとしてもなんら問題がありません。表面は粗くて頑丈なメッシュなので、夏の炎天下でも快適に過ごせます。ナイキのロゴも目立たないので、スニーカーならではのやんちゃな感じが一切しません。足が心地よくロックされるので、ワンマイルどころかオフィスカジュアルであればそのまま通勤できます。

◆存在感満点、Chaco「パオニア・クロッグ」

とにかくタフ! Chaco(チャコ)はマイナーですが、知る人ぞ知るアメリカのアウトドアサンダルメーカーです。メーカーが何度でも純正のソール交換をしてくれることでも有名で、人間工学的に理想的なフットベッドを採用。つまさきまで覆われているクロッグタイプなら、満員電車や人混みの中で足をピンヒールで踏まれても平気です。ワンマイルシューズはその手軽さゆえに、どうしても足元が軽くみられがちですが、「パオニア」は撥水・極厚のスエードのアッパーなので、ハーフパンツに素足で履いてもエンジニアブーツのような存在感で足元が整います。

足に当たる裏側もウールとポリエステルの1枚素材で肌触りがよく、ノンストレス。足の裏のインソールも、ただ「ラク」というだけではなく、アウトドアでガンガン歩くシーンを想定しており、日常生活でもきちんとした姿勢が取れるように研究されています。甲のベルトも正確に甲を抑える位置に通っていて、締めると「つっかけ」なのになかなか脱げません。足のどこにも面で当たるからくりで、靴そのものはかなりずっしりとしたつくりなのですが、履くとフィットして重さをまったく感じません。たとえるならハイテクのビルケンといったところでしょうか。そのままアウトドアにも流用できるワンマイルシューズなら、このモデルが推しです。

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