1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

大阪キャバ嬢とホスト、電話番号交換から10年後。Facebookの「知り合いかも」に出てきてビックリ

日刊SPA! / 2024年4月24日 15時52分

 当時私が勤務していたのは、1セットが9,000円+TAX&サービス料のちょっと高級なキャバクラでした。ご来店されるのは会社経営者さんや某大手広告代理店に勤務するエリートさんたち、お金のあるおじ様が大半でした。

 そんなある日のこと。待機席でボーっとしていたら「いらっしゃいませ」と黒服さんの声がして、エントランスの方をチラッとみると、20代のお兄さんたちが立っています。

 一緒に待機していた女の子たちは「あれはホストだ」「どうせ営業だよ」「だるい」と口々にささやき合っていましたが、私はというと「まじか」と相槌を打ちつつも、久しぶりの若い男に内心では腕まくりして張り切っていました。

◆ホストと電話番号を交換

 乗り気じゃなさそうな他の女の子たちを尻目に、颯爽とフロアを進んでホスト集団の席に着かせていただいた私。ホストは8人程の集団で、それぞれに女の子が着いて接客しました。

 ここで、1対1のマンツーマンで接客する段取りになるのが主な流れなのですが、ホストたちがその場を仕切り、8対8でおしゃべりをすることに。

 2012年当時のホストは、まだドラマ「人にやさしく」出演時の松岡充さんみたいな明るい髪色のややロングヘアで、シングルベッドのときのつんく♂さんみたいな細い眉毛、ビジュアル系バンドと、ギャル男の中間みたいな恰好をしていましたよね。

 その場を仕切っていた1番声の大きなホストは、いじる女と、花として愛でる女を瞬時に仕分け、私は悲しいことにいじられる方の女として分別されました。

「出身どこ?新潟?リンゴ美味しいっぺ!みたいな顔してるもんね」いや、それは青森でしょ、と私は心の中でツッコミながら手を叩いて笑っている他の女の子たちと一緒に「ひどーい」とか言ってヘラヘラしていました。

 隣にいたホストは「東北は綺麗な子が多いよね」とすかさずフォローしてくれました。さすがです。新潟県が東北地方なのかどうかはさておき、女の子扱いされた私がブヒブヒ喜んだことは言うまでもありません。

 その後、ホスト集団はきっちり1セットでお会計をしてササっと退店。私は、「東北は綺麗な子が多いよね」とフォローしてくれたイケメンと帰り際に連絡先を交換して、彼らを見送りました。

◆ホストクラブに通うキャバ嬢も
 
 それ以降、イケメンからは「今日は出勤?一緒に頑張ろうね」的なショートメールが定期的に届くようになりました。そんなことを他の女の子に話すと、「それ営業だから」と一蹴され、そりゃそうだと数秒後に納得した私は彼に返信をしなくなりました。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください