1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

ネズミが大量発生した食べ放題店。バイト店員が“客を装って本社にクレーム”を入れた結果…――大反響・総合トップ10

日刊SPA! / 2024年4月30日 15時44分

「その後、ネズミは少なくなりました。ゼロではなかったですが、明らかに減ったので『もっと早く業者を呼べばよかったのに!』って思いましたね。お客さんを装うという、ちょっと嘘をついているようなやり方ではあったけど、結果的に本物のお客さんからのクレームがくる前に対策させることができたので、自分としては間違った行動だったとは思っていません。最近はバイトが厨房の様子を撮影してSNSに投稿し、炎上して株価がとんでもないことになる……みたいなこともありますが、それを考えると“クレームを装った内部通報”はまともな行動といえるのではないでしょうか」

◆自分の身を守るためにも行動する必要がある

 一般的に、会社の不正や問題点を指摘するために従業員が行う「内部通報」は正当な行為とされている。上場企業においては東京証券取引所から内部通報の体制整備が義務付けられているほどだ(アメリカでは内部通報に対して報奨金が支払われた例もある)。

 ただ、日本人の気質として内部通報を「告げ口」と捉え、ネガティブなイメージを持つ人が少なからずいるのも事実。そう考えると、今回Aさんが取った行動は誰に対しても角が立たないベストな判断だったのかもしれない。

 また、ネズミが住みついている店は、食中毒のリスクが高まるだけでなく、コードをかじられることによる火事のリスクもあるという。自分の身を守るためにも、アルバイトが“バイトテロにならない程度に動く”ことは、正しい選択肢の一つといえるのではないだろうか。

文/サ行桜井

【サ行桜井】
パチンコ雑誌『パチンコ必勝ガイド』『パチンコオリジナル実戦術』の元編集者。四半世紀ほど勤めた会社を退社しフリーランスに。現在は主にパチンコや競輪の記事を執筆している。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください