61歳女性の“還暦ファッショニスタ”が明かす、いつまでも若々しい人たちの共通点
日刊SPA! / 2024年4月30日 8時53分
確かに子育てに全力投球していると、子どもに手がかからなくなったら抜け殻みたいになっちゃうのかな。でもせっかく自由な時間ができたのに塞ぎ込んでいてはもったいないですね。まあ、この年齢になって新しく友達をつくるのが難しいのはわかります。だからこそ、どんどん1人で外に出ていくことが大切なんじゃないかなぁ」
◆60代は“人生の伏線回収”「後悔はなくて納得している」
61歳になった現在、もしもタイムカプセルに乗って「若かりしころの自分」に何か教えてあげられるとしたら?
「う〜ん、『日焼けすんなよ!』くらいかな。昔は今みたいに美白美白って感じじゃなくて、サーファー全盛期だったから。日焼け止めを塗るなんて発想がなかったんですよ。むしろ日に焼けやすいオイルを塗っていたから、その代償でシミやそばかすがヤバい(笑)。ただ、本当にそれくらいかな。
昔の自分に忠告したところで、今と同じ道しか歩まなかったと思いますね。ありがたいことに、自分の人生に後悔はないんですよね。もしも違う道を歩んでいても着地点が今ならいっか、とも思えます。
60代は、“人生の伏線回収”に入る年齢なんだと日々感じています。20代や30代の頃に経験したことに、今になって“こんな意味があったのか!”とあらためて気づくことがありますね。なので、私は今までの人生に後悔はなくて、納得しているんだと思います」
◆「人間関係には賞味期限がある」
そんなはる。さんが、今の若い子たちに特に伝えたいことがあるという。
「いっつも人間関係に悩んでいるような若い子には『人間関係には賞味期限があるから。いつまでも無理に仲良くしなくてもいいんだよ』と伝えています」
筆者(吉沢さりぃ)のまわりでもママ友との付き合い方に悩んでいる友人は多いのでアドバイスを聞いてみた。
「保育園や幼稚園で仲良くなって小学校・中学校までずっと一緒だと、ママ友としても10年以上仲良くしなければいけない。子どものためだから仕方ないっていうのはあるけど『頑張りすぎてまで付き合う必要はない』といいたいですね。
ママ友に限らず、そのコミュニティに1度入ってしまったら『絶対に抜けたらダメ!』とか、気負いすぎちゃう真面目な子が多いけど、抜けても大丈夫です。どうしても続けなくてはならなかったら、賞味期限があるってことを思い出してほしい」
◆もっと弾けてほしい
最後にはる。さんは、同世代の人たちに向けて「もっと弾けてほしい!」と言う。
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