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渋滞はなぜ起きる? “迷惑な先頭車両”をリアル観測してみた――大反響GWトップ10

日刊SPA! / 2024年4月30日 15時45分

 しかし、そういった気遣いを私が出来たのは、強い減速をすると後続車が不要なブレーキを踏む事態になるということを知っていたからです。一般的には、そこまで気を使って運転するというケースは少数派なのかもしれません。

 そうなると、街にはアクセルオフで強く減速するクルマと、そうでないクルマが混じっているわけで、「強く減速するクルマ」に「速度が安定しないドライバー」が乗車した場合、後ろのクルマはブレーキを踏む状態になってしまうわけです。

◆速度の乱高下を招く“張り合う車”

 そういった速度が一定でないクルマの後ろはかなり走りづらく、アクセルを踏む足がつかれるほど。謎タイミングで起こるアクセルオフによる減速を常に意識していないといけないため、後ろを走るとものすごく疲れるわけです。

 そのため、そのようなクルマに遭遇したら、私はなるべく早く抜かしたいと思うわけですが、中には「抜かされたくない病」が起こるケースもあります。スピードが安定しないクルマは、自分が先頭を走っていると急に遅くなるのに、抜かされそうになると急に早くなったりします。

 ちなみに、黒いベンツなど「明らかな高級車」に乗っている場合、張り合うクルマはあまり目の前に現れないから不思議です。

 渋滞の原因を考えてみたわけですが、今のような「お盆」といった時期においては、クルマの台数が多すぎることによるキャパオーバーが、渋滞の最も大きな理由でしょう。

 とはいえ、そういったお盆渋滞の中にも、特に混むという渋滞スポットがあり、例えば、東名高速の大和は有名です。ただ、大和トンネルの渋滞も、クルマのスピードが落ちることが原因。やはり、「一定速度で走る」ということは、とても重要だということが分かります。<文/斉藤由貴生>

【斉藤由貴生】
1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。母方の祖父はチャコット創業者、父は医者という裕福な家庭に生まれるが幼少期に両親が離婚。中学1年生の頃より、企業のホームページ作成業務を個人で請負い収入を得る。それを元手に高級腕時計を購入。その頃、買った値段より高く売る腕時計投資を考案し、時計の売買で資金を増やしていく。高校卒業後は就職、5年間の社会人経験を経てから筑波大学情報学群情報メディア創成学類に入学。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある

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