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部屋に入ると大量の下着や写真が…束縛が激しすぎる彼女の兄の“正体”に戦慄

日刊SPA! / 2024年5月9日 15時53分

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写真はイメージです

◆恋人を束縛する謎の男
 子供の頃からの“当たり前”や“固定観念”は、無意識のうちに真実を捻じ曲げてしまうこともあるようだ。けれどキッカケさえあれば、西田博光さん(仮名・24歳)の彼女S子さん(20歳)のように真実を知り、対処できることもあるかもしれない。

 西田さんは勤務先の職場で派遣社員として働いていたS子さんと関わることが多く、だんだんと打ち解けていったのだとか。おとなしく、あまり職場の人たちとも打ち解ける様子がないS子さんだったが、西田さんに対しては違っていた。

「職場の人たちは明るく積極的な人が多いのですが、僕はそういうのが苦手なタイプ。人とのコミュニケーションが苦手という部分に親近感を抱いたようです。同じアニメや曲が好きなこともあり、すぐに付き合いはじめました」

 ただ、S子さんのスマホが頻繁に鳴るなど、付き合いはじめてすぐの頃から違和感が。また、そのLINEや電話に異常なぐらい即座に対応するS子さんに対し、違和感は積み重なるばかり。

「S子は最初から、相手は兄だと言っていました。でも最初の頃は、浮気や元カレと切れていないのかと疑ったりしていたのです。けれどある日、僕の部屋に遊びに来ていたS子がうたた寝をしてしまったとき、ふいにスマホを覗いてしまいました」

 そして、その内容に驚愕する。「最近、帰りが遅い」「帰宅が遅れるときは連絡しろ」など、どれもこれもS子さんを縛りつけるような内容。しかも、20歳を過ぎた妹へ宛てたものではなく、S子さんを女性として意識しているような文面だった。

「衝撃を受けているとS子が目を覚ましたので、正直にスマホを見てしまったことを話し、お兄さんのことについて尋ねてみたのです。すると、『頼りがいのある、やさしすぎるぐらいの兄』そして『いつものこと』だと言い、本心からそう思っている様子でした」

◆兄に恋人の存在を打ち明けられない?

 兄からのLINEを見てドン引きしましたが、S子さんが包み隠さず曝け出してくれたことで絆は深まり、その後も交際を継続。兄からの外泊禁止や夜21時までの帰宅も守りながら1年が過ぎた頃、S子さんから相談があった。

「S子は、『ヒロを家族に紹介したい。兄にはどうしてもヒロのことが言い出せず、友達と会ったり遊んだりしていることになっていた。このまま隠し続けるのは嫌なので、きちんと話したい』と言われ、レストランで食事会を開くことになったのです」

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