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作業服の男がコンビニ店内に“ありえないゴミ”を置き去りに。店員が困惑した客の行動

日刊SPA! / 2024年5月14日 15時54分

 見に行くと、そこには汚い雑巾が床に捨ててあったのだ。防犯ビデオを観ると、作業服のオジサンが、店内に入ってゴミ箱がないのを確認した後、レジにいる筆者をチラチラ見ながら雑巾を置いていった……。ルールは守って欲しいものだ。

◆セルフレジで商品のお金を払えているのか不安で店に戻ってきた男

 店にはセルフレジが1台だけあるが、商品の数をごまかされるし、万引きも多いので中止にしようかと検討中だ。ときおり、セルフレジをやっている客をチェックしないといけないので、スタッフもぜんぜん楽ではない。

 ある暇な夜の時間帯、30歳ぐらいの大人しそうな男性が尋ねてきた。

「すいません、先ほどセルフレジで商品を4つ購入した者ですが……」

 最初、なにを言いたいのかわからなかったが、詳細を聞いてみると、商品をセルフレジで購入後、家に着いてアイスを食べている時、“このアイスをスキャンするのを忘れているかもしれない”という不安が襲ってきたという。

 商品の合計金額が安い気がするし、スキャンしていない気もする。レシートを取り忘れたので、店側で確認してもらえますか? とのこと。

 レジの履歴を調べ、さらに防犯ビデオで確認したが全く問題なかった。

「急に不安になって、もし自分の間違いだったら店にご迷惑になると思いまして、お手数かけてすいません」と言ってきたのだが、非常に律儀な人で、このような出来事は初めてだった。正直、すこし感動してしまった。

◆「触るんじゃねえよ」ばい菌扱いしてくる男

 近所に住んでいると思われる、時々買い物をするが、毎日2〜4回も本を立ち読みしている30代ぐらいの男がいた。

 ある時、仕事終わりに最寄り駅に行くと、二重でマスクをしているその男がいた。彼は酔っ払い3人組が談笑している姿を見ると、顔を背けて不機嫌な表情で埃を払う仕草をした。また、立ち読み中も、隣にいる別の客がクシャミを数回すると、埃を払う仕草をしながら逃げるように店を出るような変な奴だった。

 夜遅い時間帯、その男は漫画本を持ってレジに来た。お、珍しく買い物か! と思ったら、その本を手から離さない。バーコードをスキャンできないので、すこし本に触れてスキャンした。

 すると、それに頭がきたのか小声で「触るんじゃねえよ……」とつぶやいたのだ。

 コロナ禍を経て、やたらと神経質になっている客もいるが、基本的には最初に「触らなくていいです」と言ってくれ、バーコードをスキャンしやすいように向けてくれる。

 こっちは普通に仕事をしているだけなのだから、この男のそんな言い方は許せない。お釣りを返す時も、トレーに指をさしてきた。釣銭に触りたくなかったらキャッシュレス決済にすればいいではないか。

 さらに筆者の目の前で、購入したその漫画本をウェットティッシュで一生懸命ゴシゴシと拭くのだ。それも見て、筆者は心底やりきれない気持ちになった。

<文/浜カツトシ>

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