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“実家がラブホ”の女子大生が、彼氏との初ラブホで失敗。別れの原因になった一言とは?

日刊SPA! / 2024年5月15日 15時54分

 一方で、前田さんの暮らした田舎のラブホ街では、

「これから私たち、ラブホに入りますけど」
「ええ、車でラブホに来ましたよ」

 みたいに堂々としている感じだったそう。

 そして、最近のラブホ探索で発見した某3大都市の特徴を教えてくれた。

「A都市は、住宅地に点在で坂道ばっかり」
「B都市は、駐車場が共有、プール式でビックリ」
「C都市は、駅近でビジネスホテルの間にあって驚愕」

 前田さんが旅行先でラブホ街をフラフラするという趣味は、これからも続きそうだ。

◆女子大生時代、実家がラブホであることを内緒に

 実家でラブホを経営する、前田さんと幼馴染の女性のAさん。彼女が彼氏と別れることになったときの衝撃的なエピソードを教えてくれた。

 Aさんは当時、栄養士を目指しており、料理も家事も得意だったそうで、前田さんはそんな彼女がいったいなぜ? と思っていたそうだ。

「相談されたときは、Aちゃんは彼と初めての旅行に行ったばかりでした。ですので、『何があったの?』と驚きました」

 原因は、旅行先でラブホに宿泊したことがきっかけだったそうだ。

「Aちゃんは『お泊りが失敗だったみたい』『私からしたら、自宅以外の初ラブホだからドキドキだったんだよね』と言っていました」

 今なら平気で「ウチ、ラブホ経営してます」と言うAさんだが、当時は女子大生。「(自宅以外の)ラブホって初めて!」と隠していた。そして、彼もラブホでの宿泊が初めてだったという。

◆ラブホに詳しいことを彼氏に隠しきれなかった

「Aちゃんは、『わー、お風呂広い』『ラブホってこんな風になってるんだ』と初めて感を出しながらはしゃいでいたそうです。そして、夕飯は街の散策を兼ねて外に出ることにしたらしく……。ラブラブしながら帰宅したそうですが、彼が外出することをフロントに伝えていなかったようなんです」

「あ? 開かない」と扉をガチャガチャとする彼に、「フロントに連絡しないと開けてもらえないタイプみたい」とAさんは思わず発言してしまったのだ。そのときの彼は、「あ、そうなの?」と謎が解けて安堵した様子だったのだが……。

「旅行の思い出話をしたあと、冷静になった彼は、ラブホ事情に詳しかったことが気になっていたと、Aちゃんに打ち明けました。内緒にしていた“ラブホ経営者の娘”ではなく、“ラブホに詳しく遊びまわっている娘”と、彼の思考が完全に結びついていたみたいです」

 彼に対して猫を被り、別れることになったAさんは、「隠していた私も悪いけどさ!」と怒りを隠せない様子だったと、前田さんは振り返る。結局、Aさんは彼に実家がラブホであることは伝えなかったという。

「自宅がラブホ経営と言うと、驚くぐらい興味をもたれるか、ドン引きされるかの2択しかない、とAちゃんは教えてくれました」

 ちなみに学生時代の前田さんは、彼に引かれることを防ぐためにビジネスホテルに泊まっていた。最近は、スーパーホテルが好きで、実家がラブホ街という事実をネタにしているとか。

<取材・文/資産もとお>

―[ラブホの珍エピソード]―

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