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営業先での“空白の3~4時間”に何をしていた?すぐ辞めた新入社員の驚きのホンネ

日刊SPA! / 2024年5月18日 8時52分

 Kさんは取引先をきちんと訪問していましたが、入ったと思ったらすぐ出てくる。普通なら受付で担当者につないでもらってから納品やメンテナンスをし、営業をかけるため短くても30分ほどはかかるもの。すぐに、Kさんがサボっていることが判明する。

「取引先での滞在時間がやたら短い。日によって違いはありましたが、昼休みを除いても午前中と午後の間で3~4時間ほどサボっていました。ただ、パチンコやスロットに行くというわけでもなく、ひたすら車で爆睡。迷わず昼寝スポットへ入っていく姿も、腹が立ちました」

 上司も交えて本人を問いただすと、Kさんは「取引先に行かないと、会社に電話が掛かってきてサボっているのがバレる。だから、とりあえずはきちんと足を運んでいた」と白状。最初は「もうしません」と反省の様子をみせていた。

◆住んでいるのは実家。給料5万円でもいい

「ただ、こちらとしては1年近くもサボリ続けていたKさんに反省してもらう意味も込め、反省点や今後のことについて、とことん話し合う必要がありました。ところが、話が長くなってくると面倒になってきたのか、開き直ってきたのです」

 そして、営業職の“固定給”と“サボってもバレない自由な時間がある”ということが目当てで入社したと暴露。岡田さんが「固定給と言っても、5万円しかないのに満足してたのか?」と聞いても、「住んでいるのは実家だし、別に月5万円でも困らない」と反論。

「さらに『夜ゲームをするため、昼間に睡眠をとっていた』『仕事をサボってアルバイト分ぐらいのお金が稼げるなら、むしろラッキー』などと言いはじめ、驚愕しました。Kさんは話し合いの末に自主退社という形で会社を辞めましたが、モヤモヤしたままです」

さらに新人教育をするときは、「本人に響いているか」「本人のためになっているか」と苦しむようになった岡田さん。どんなにすばらしいアドバイスも、最初からヤル気のない人間には響かないことも多い。ある程度のところで諦めるのも、自分を守る術といえるかもしれない。

<TEXT/夏川夏実>

【夏川夏実】
ワクワクを求めて全国徘徊中。幽霊と宇宙人の存在に怯えながらも、都市伝説には興味津々。さまざまな分野を取材したいと考え、常にネタを探し続けるフリーライター。Twitter:@natukawanatumi5

―[とんでも新入社員録]―

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