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入社後すぐに退職願を提出。誰にも引き留められなかった新入社員の“慢心”――大人気記事・すぐ辞めた新入社員トップ10

日刊SPA! / 2024年5月19日 8時45分

 結局フォローする羽目になるので、問題が起きたらすぐ連絡するように伝えたのですが……。彼はムッとするばかりで、受け入れようとしない。その後も同じことが何度も続きました。さすがに連続で起きたときは、強めに言わないと分からないと思い、『なぜ勝手な行動を繰り返すのか、連絡をくれないと困る』と伝えたところ、なんと逆ギレ!」

 Aは、「トラブル対応してやってるのに、なぜ文句を言われなければならないのか分からない」と主張する。さらに、「評価をしてくれない上司に対して不信感をもっている」とまで言ったという。

◆上司を“パワハラ”扱いして退職願を提出

「どうやらAは、プライドが高く自信家。誰かに頼ることが許せないタイプだったんです」

 田中さんは何度も指導や説得を重ねたが、一向に態度を改めなかった。さらにAの行動は思わぬ方向へ。

「今度は、上司を“パワハラ”だとうったえるようになり、他部署への異動願いを提出しました。さすがに、会社としてもAのことを問題社員と分かっているので却下。すると、思い通りにならないことが気に入らなかったのか、退職願いを出したのです」

 とはいえ、本気で辞めようと思っていたわけではなく、「退職」というワードを引き合いに、部署異動を狙っている魂胆が見え見えだったと田中さんは話す。入社してまだ半年だったが、結局は誰も彼の退職を引き留めなかった。

 相当の鬱憤が溜まっていたのだろう。最終出社日にも情報システム部の上司や同僚には、誰にも挨拶しなかったのだとか。

◆入社早々に嫌われてしまった新入社員

 システムエンジニアの横山かなさん(仮名・20代)は、同期入社のSについてのエピソードを教えてくれた。

「彼は、空気が読めないどころか、謎の自意識過剰でした。入社時の顔合わせの際には同期たちでLINEを交換したのですが、気に入った女子にメッセージを送りまくっていたそうです」

 その噂はすぐに同期の間で広まり、当初から「アイツはヤバい」という印象だったとか。そんなSは、もともとプログラミングの知識があったため、周囲を見下しているフシがあったという。

◆「俺は分かってるんだぜ!」アピールにうんざり

 他社の新入社員とも合同で開催された研修の場では、プログラミングについて聞かれれば「ま、これくらいは当然だよね」と振る舞う。

「もう、コイツには聞かない……と思っても、なぜか『俺は分かってるんだぜ』アピールをしたいのか、覗き込んできて『まだできてないのかよ。仕方ないなー』と、わざわざ教えてきます」

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