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平凡なサラリーマンが「10か月で月収850万円」に。水島翔式FXトレード術とは

日刊SPA! / 2024年5月19日 8時53分

 相場では上位足と下位足が同じ流れになっていることもあれば、上位足では上目線だが、下位足では下目線で方向感が合わないことだってある。

「一言で上昇トレンドと言っても、長期的には上昇トレンドだが、短期的には下落していることはよくありますよね。それは上昇トレンドの転換期かもしれないし、レンジ相場になっているだけかもしれませんが、いずれにしても各時間足の相場環境を知ることで、どこでエントリーをして、どこで損切りをするのか、もしくはエントリーをしないほうがいい状況なのかが見えてくるわけです。

 環境認識を行うことでギャンブルトレードを少なくできるし、勝負のシナリオを立てやすくなるので、再現性の高いトレードが可能になるのです」

 相場のトレンドや方向感をつかむにはどうしたらいいのか?

「基本的な考え方として、
①高値と安値をどちらも同じ方向へ更新する状態がトレンドである
②一度発生したトレンドは明確な転換のシグナルが発生するまで継続する
ということを覚えてほしい。

 まず①について。直近の高値が前回の高値より高く、直近の安値も前回の安値より高ければ上昇トレンドと考えます。反対に下降トレンドは、直近の安値が前回の安値より安く、直近の高値が前回の高値より安い状態のことです。

 そして②は、トレンド終了には必ずチャート上にサインが現れることを示しています」

◆水島さんが使うのは「水平線」のみ

 FXのトレードをするための分析、いわゆるテクニカル分析にはさまざまな種類がある。「ボリンジャーバンド」や「一目均衡表」のようなインジケーターを使用する人もいるし、「ダブルトップ」や「ダブルボトム」のようなチャートパターンを主軸にしている人もいる。しかし、水島さんの分析は非常にシンプルかつ分かりやすく、「水平線」しかほぼ使わないという。

「僕がここまでFXで実績を残すことができたのは、水平線の使い方を徹底的に研究したことが大きいと思っています。水平線は、人によって引き方のバリエーションが少ないのが特徴です。ですから、多くのトレーダーと同じような水平線を自分も引ければ、相場の反転や加速などのポイントにかなりの精度で当たりをつけることができます。

 水平線のポイントは3つあります。

①重要な高値・安値、一定期間の最高値・最安値
②価格の動きを跳ね返す役割を果たす支持線(サポートライン)と抵抗線(レジスタンスライン)
③一度ブレイクすると、サポートとレジスタンスの役割が入れ替わることがある

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